レイチェル・リョン、アンジェラ・ユンらが登場 大阪アジアン映画祭で香港GALA開催

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第20回大阪アジアン映画祭(OAFF2025)にてHONG KONG GALA SCREENINGが3月20日に大阪・ABCホールで開催。来日した香港の映画人たちが香港映画の魅力や映画祭へ参加した喜びを語り合った。

HONG KONG GALA SCREENINGの様子。左からアンジェラ・ユン(袁澧林)、ジル・リョン(梁禮彥)、ウィンサム・アウ(欧慧心)、アダム・ウォン(黄修平)、レイチェル・リョン(梁雍婷)

HONG KONG GALA SCREENINGの様子。左からアンジェラ・ユン(袁澧林)、ジル・リョン(梁禮彥)、ウィンサム・アウ(欧慧心)、アダム・ウォン(黄修平)、レイチェル・リョン(梁雍婷)

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「第20回大阪アジアン映画祭(OAFF2025)」キービジュアル

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同プログラムでは香港特別行政区政府、文化スポーツ観光省、文創産業發展處、電影發展基金の協力のもと「ラスト・ソング・フォー・ユー」を特別上映。イベントには、同作の監督ジル・リョン(梁禮彥)、「ラスト・ダンス <ディレクターズカット>」「All Shall Be Well(英題)」に出演しているレイチェル・リョン(梁雍婷)、「私たちの話し方」の監督アダム・ウォン(黄修平)、コンペティション部門の審査委員であるアンジェラ・ユン(袁澧林)らが登壇した。

まずマイクを握った香港特別行政区政府 駐東京経済貿易代表部 首席代表のウィンサム・アウ(欧慧心)は「香港が持つ文化的多様性と卓越した創造性を紹介することが私たちの最優先課題です。海外の観客の皆様に香港映画をPRすることで映画、そして東洋と西洋の芸術文化が融合する華やかで活気あふれる国際都市・香港に対する私たちの愛情を皆様と分かち合いたいと思っています」と語った。

レイチェル・リョン(梁雍婷)

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ジル・リョン(梁禮彥)

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本映画祭に2度目の参加となるレイチェル・リョンは「次の日曜日の上映後には、私と監督、そして観客の皆さんでいろいろなお話しをしたいと思っているのでぜひご期待ください!」と挨拶。ジル・リョンは「日本に新作『ラスト・ソング・フォー・ユー』を携えてやってきました。この作品は日本で5日間撮影を行なっているんです。私は小さい頃から日本映画を観るのが好きだったので、自分の作品が日本で上映されるのはとてもうれしいです」と喜びを伝える。

アンジェラ・ユン(袁澧林)

アンジェラ・ユン(袁澧林)[拡大]

続くアンジェラ・ユンは「大阪アジアン映画祭で皆さんとお会いできて大変うれしいです。(コンペの審査委員として)今、映画祭にラインナップされている映画を観ているところです。とても楽しんでおります」と述べた。

アダム・ウォン(黄修平)

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映画祭の会場となったABCホールの近隣には、人気のおでん屋「花くじら」がある。映画祭に5度目の参加となるアダム・ウォンは「コロナ禍のあとは初めての参加。おでん屋さんのおでんがおいしくて大好きなので、コロナでお店がなくなっていないか心配していたんです。でも相変わらず行列ができていてよかったです」とにこにこと話し、観客を笑わせた。

なお映画ナタリーではジル・リョンが登壇した「ラスト・ソング・フォー・ユー」のトークイベントも追ってレポートする。第20回大阪アジアン映画祭は3月23日まで開催中。

イベントレポート
特集記事

第20回大阪アジアン映画祭(OAFF2025)

2025年3月14日(金)~23日(日)大阪府 ABCホール、テアトル梅田、T・ジョイ梅田、大阪中之島美術館

スペシャル・オープニング作品

  • 愛の兵士 ※日本初上映

コンペティション部門

  • バイクチェス ※アジア初上映
  • バウンド・イン・ヘブン ※日本初上映
  • 我が家の事 ※世界初上映
  • 団地少女 ※日本初上映
  • その人たちに会う旅路 ※海外初上映
  • 朝の海、カモメは ※日本初上映
  • ラスト・ソング・フォー・ユー ※日本初上映
  • サバ ※日本初上映
  • サイレント・シティ・ドライバー ※日本初上映
  • トロフィー・ブライド ※日本初上映
  • 私たちの話し方 ※日本初上映
  • イェンとアイリー ※日本初上映
  • 代々木ジョニーの憂鬱な放課後 ※世界初上映

特別注視部門

  • 君と僕の5分 ※海外初上映
  • そして大黒柱は…… ※日本初上映
  • イケメン友だち ※日本初上映
  • ブラインド・ラブ 失明 ※アジア初上映
  • この場所 ※アジア初上映
  • ヴィレッジ・ロックスターズ2 ※日本初上映
  • ボクシングの日 ※海外初上映
  • ヘンゼル:2枚の制服スカート ※日本初上映
  • 愛に代わって、おしおきよ! ※日本初上映
  • 屋上のレンピッカ ※アジア初上映
  • 恐るべき自動運転 ※海外初上映
  • 春二十三 ※日本初上映
  • スズキ ※日本初上映
  • 洗浄 ※日本初上映

インディ・フォーラム部門

  • Good Luck
  • 蒸発 ※日本初上映
  • よそ者の会 ※「爽子の衝動」と併映
  • レイニーブルー ※世界初上映
  • また逢いましょう ※世界初上映
  • 素敵すぎて素敵すぎて素敵すぎる ※世界初上映
  • 爽子の衝動 ※「よそ者の会」と併映
  • 蔵のある街 ※世界初上映
  • V. MARIA ※世界初上映
  • 桐島です ※世界初上映
  • 天使の集まる島 ※世界初上映
  • だからなに ※世界初上映
  • サラバ、さらんへ、サラバ ※日本初上映
  • 街に溶ける ※世界初上映
  • To Be A Woman ※世界初上映

特集企画<タイ・シネマ・カレイドスコープ 2025>

  • Lahn Mah(原題)
  • 青春 2001 ※日本初上映
  • ムエタイ・ハッスル ※日本初上映
  • いばらの楽園 ※日本初上映
  • タクリー・ジェネシス ※日本初上映
  • 団地少女 ※コンペティション部門にも入選
  • 私たちの愛しい旅路 ※海外初上映

特集企画<台湾:電影ルネッサンス 2025>

  • 破浪男女 ※日本初上映
  • 鬼才の道 ※日本初上映
  • 我が家の事 ※コンペティション部門にも入選
  • イェンとアイリー ※コンペティション部門にも入選
  • ブラインド・ラブ 失明 ※特別注視部門にも入選
  • 晩風 ※海外初上映
  • 寂しい猫とカップケーキ ※世界初上映

特集企画<Special Focus on Hong Kong 2025>

  • All Shall Be Well(英題)※日本初上映
  • ラスト・ダンス <ディレクターズカット> ※世界初上映
  • ラスト・ソング・フォー・ユー ※コンペティション部門にも入選
  • 私たちの話し方 ※コンペティション部門にも入選
  • 眩光 ※日本初上映

特別招待作品部門

  • PAGTATAG!ザ・ドキュメンタリー ※日本初上映
  • 6時間後に君は死ぬ ※日本初上映

芳泉文化財団協賛企画《映像研究助成》

  • 真アジ ※世界初上映
  • 不完全なわたし ※世界初上映
  • 相談
  • ヤキシムシズ ※世界初上映
  • TEN EASY PIECES ※世界初上映

泉文化財団協賛企画《映像研究表彰》

  • 金管五重奏の為の喇叭吹きの憂鬱
  • 折にふれて
  • 季節のない愛

特別上映 《VIPO Film Award の成果》

  • 蒙古馬を殺す ※日本初上映

クロージング作品

  • 桐島です ※インディ・フォーラム部門にも入選

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Kumi @tokyohongkong

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