俳優の
1982年8月19日に発生し、時効まであと数日という1997年7月29日に犯人・福田和子が逮捕された松山ホステス殺人事件。福田は松山拘置所内で、その半生を原稿用紙360枚につづった。このたび石田は「涙の谷」として刊行された彼女の手記を原作に、監督・主演のほか脚本や編集も担当。14年11カ月10日にわたる逃走の日々を新たな視点から描き出した。
物語の中心に据えられたのは、4人の子供たちから愛されている36歳の女。だが幼い頃に受けた心の傷から無意識に影響を受け、彼女は犯行に手を染める。そして顔を整形し、時効までの15年を逃げ切ろうと決意。世間から極悪人と呼ばれるようになり、逃げれば逃げるほど“普通”の顔をした世間の悪意は強まっていく。石田のほか
「私の見た世界」の製作・配給はトライアングルCプロジェクトが担当。
石田えり コメント
生きていれば、どんな人でも、できれば逃げ通したいものに出会う。
考えるのが面倒なこと。過去にしでかした罪や受けた傷。
どうすることもできないと思っている性癖。トラウマ。
しかし、「逃げる」ということは、「追われる」ということだ。
いったいどうしたら「解放」されるのだろう?
ある日、その答えのヒントになるような夢を見た。
人に言うとバカみたいと思ったが、その3日後、
詩人の谷川俊太郎さんが見た夢を語られているのを、偶然テレビで観た。
全く同じ夢だった。驚いた。
私はこの夢のことを、
時効寸前まで15年逃げ続けた、整形殺人犯「福田和子」自身の手記を基に、
伝えられたらいいなと思いました。
石田えりの映画作品
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二郎三郎四郎五郎 @surikogisugi
名言あぶないあぶない、は出るのかな https://t.co/seShazCDYM