「犯罪都市」マ・ドンソクが初の公式来日、「実際に会ってかわいいですか？」

韓国映画「犯罪都市 NO WAY OUT」のジャパンプレミアが本日2月14日に東京・グランドシネマサンシャインで行われ、キャストのマ・ドンソク、青木崇高、國村隼、監督のイ・サンヨンが登壇した。

本作は、マフィアも恐れをなす“怪物刑事”マ・ソクトを主人公とするアクションエンタテインメント「犯罪都市」の第3弾。ベトナムでの凶悪犯一斉検挙から7年後を舞台に、ソウル広域捜査隊に異動したマ・ソクトが新種薬物事件の背後でうごめく新たな強敵たちと戦うさまが描かれる。マ・ソクトをマ・ドンソクが演じ、極悪非道な“ヤクザの解決屋”リキに青木、リキの親分・一条に國村が扮した。

公式来日は初となるマ・ドンソクの提案で、撮影OKとなったジャパンプレミア。「マブリー！」という黄色い声があちこちで飛ぶ中、マ・ドンソクが「実際に会ってみて、かわいいですか？」と茶目っ気たっぷりに問いかけると、客席からは間髪入れずに「かわいい！」という声が上がる。時折ファンにハートを贈りながら「この作品は痛快アクションです。ストレスを感じている方がいらっしゃったら、ぜひ解消してください」と呼びかけ、「尊敬している俳優と共演できてうれしいです。気に入ったら周りの方に紹介してください」とアピールした。

イ・サンヨンはにこにこと会場を見上げつつ「日本に来ることができて光栄です。観客の皆さんがエネルギーにあふれている。どう作品を観ていただけるかとても期待しています。コロナ禍に一生懸命作った作品です。楽しんでご覧ください！」と挨拶。日本キャストの出演経緯を問われると「マ・ドンソクさんから真っ先に名前が挙がったのが國村さんでした」「青木さんは『るろうに剣心』シリーズで長いアクションを無理なくこなしていた。視線もまなざしも素晴らしく、いろんな顔を持っていると思ったんです」と理由を明かす。

「出演シーンのたびに戦慄が走りました」とマ・ドンソクから絶賛された國村は「マさんが『一緒にやろう！』と言ってくれて、楽しんでやりました。好きなシリーズなので、参加できてうれしいです」と喜ぶ。青木は「オファーをいただいた瞬間はマネージャーとハイタッチしました！ その10秒後にかっこ悪いアクションは見せられないなと。そこからトレーニング、トレーニングで」と振り返り、「撮影は最高でしたね！ マさんはプロデューサーも兼ねているんですが、『現場で何か足りないものがあればなんでも言ってくれ』と言ってくれて。リラックスして撮影できたのは韓国チームのおかげです」と感謝を伝えた。

3作すべてが韓国で1000万人以上を動員している大ヒットシリーズ「犯罪都市」。マ・ドンソクは「子供の頃に一緒に運動していた刑事やプロファイラーと話し合いながら、実際の事件をもとにストーリーを作りました。小さい部屋で8話まで企画を立てたんです。これまで、海外のヴィランが登場していますが、フランチャイズが進む中で新しいヴィランも登場すると思います。楽しみにしていてください」と期待を煽る。そして「本作は、痛快なアクションで、ユーモアもあります。楽しんでください」と語りかけ、イベントの幕を引いた。

「犯罪都市 NO WAY OUT」は2月23日に東京・新宿ピカデリー、グランドシネマサンシャインほか全国で公開。なおイベント中には、抽選で選ばれた10名が登壇者たちとハイタッチする場面も。本日がバレンタインであることにちなみ、國村からはチョコレートが贈られた。

韓国映画「犯罪都市 NO WAY OUT」予告編