大阪アジアン映画祭ラインナップ発表、UpとPhuwin共演のタイホラーなど53本

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3月1日から10日に開催される第19回大阪アジアン映画祭の上映ラインナップが発表。今年は世界初上映の13本、海外初上映の10本、アジア初上映の5本、日本初上映の17本を含む、21の国と地域から53本が集った。

「フンパヨン 呪物に隠れた闇」場面写真

「フンパヨン 呪物に隠れた闇」場面写真

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「シティ・オブ・ウインド」場面写真 (c)Aurora Films, Guru Media, Uma Pedra No Sapato, Volya Films

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「行方不明」場面カット (c)Project 8 Projects

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「親友かよ」場面写真 (c)2023 GDH 559 AND HOUSETON CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED

「親友かよ」場面写真 (c)2023 GDH 559 AND HOUSETON CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED[拡大]

「大阪発。日本全国、そしてアジアへ!」をテーマに、アジア発の最新作を中心に紹介する大阪アジアン映画祭。コンペティション部門には、祈祷師として働く17歳の青年の恋と成長を描いたモンゴル映画「シティ・オブ・ウインド」、ホワイトボードで他人と交流する“口のない”青年が幼少期のトラウマと闘うフィリピン発の長編アニメーション「行方不明」、亡き級友をしのぶ短編映画を作ることになった高校生の青春を映し出すタイ映画「親友かよ」が並ぶ。3作はいずれも各国のアカデミー賞代表作品に選ばれている。

「においが眠るまで」場面写真

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「水深ゼロメートルから」場面写真 (c)『水深ゼロメートルから』製作委員会

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「トラブル・ガール」場面写真 (c)Geppetto Film Studio

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さらに「ほとぼりメルトサウンズ」で知られる東かほりが父を亡くした少女の旅を描く「においが眠るまで」、吉田浩太が自らの生活保護の経験をもとに監督したヒューマンドラマ「スノードロップ」、「アルプススタンドのはしの方」に続く高校演劇リブート企画第2弾で「カラオケ行こ!」の山下敦弘が監督を務めた青春群像劇「水深ゼロメートルから」、先天性疾患のある胎児の命をめぐる人間の尊厳と愛を描いたオーストラリア・中国の合作「未来の魂」が世界初上映。オードリー・リンが歴代最年少の12歳で第60回金馬奨主演女優賞に輝いた「トラブル・ガール」もコンペティションに入っている。

「あまろっく」場面写真 (c)2024 映画「あまろっく」製作委員会

「あまろっく」場面写真 (c)2024 映画「あまろっく」製作委員会[拡大]

「カミノフデ(仮題)」場面写真 (c)2024「カミノフデ」製作委員会

「カミノフデ(仮題)」場面写真 (c)2024「カミノフデ」製作委員会[拡大]

特別招待作品は、水害から兵庫・尼崎を守る尼崎閘門(尼ロック)を題材に江口のりこ中条あやみ笑福亭鶴瓶が共演した「あまろっく」、怪獣造形で知られる村瀬継蔵が1970年代に香港・ショウブラザーズで書いた幻のプロット・企画書をもとに総監督を務めた特撮映画「カミノフデ(仮)」。特集企画はタイ、台湾、香港の部門が用意され、タイドラマで知られるプーンパット・イアン=サマン(Up / アップ)とプーウィン・タンサックユーン(Phuwin / プーウィン)が主演したホラー「フンパヨン 呪物に隠れた闇」などが上映される。

そのほかのラインナップは下記で確認を。なおスペシャルオープニング作品とクロージング作品は2月上旬に発表される予定だ。上映のほか、ポスター展、字幕講座、ワークショップ、ブックフェア、シンポジウムなどの関連イベントも行われる。

第19回大阪アジアン映画祭は大阪・ABCホール、シネ・リーブル梅田、T・ジョイ梅田、大阪中之島美術館にて開催。

第19回大阪アジアン映画祭

2024年3月1日(金)~10日(日)大阪府 ABCホール、シネ・リーブル梅田、T・ジョイ梅田、大阪中之島美術館

スペシャルオープニング作品

2月上旬に発表予定

クロージング作品

2月上旬に発表予定

コンペティション部門

「シティ・オブ・ウインド」※日本初上映
「水に燃える火」※アジア初上映
「ハイフン」※日本初上映
「作詞家志望」※日本初上映
「においが眠るまで」※世界初上映
「行方不明」※日本初上映
「親友かよ」※日本初上映
「サリー」※日本初上映
「スノードロップ」※世界初上映
「Solids by the Seashore(英題)」※日本初上映
「トラブル・ガール」※日本初上映
「未来の魂」※世界初上映
「水深ゼロメートルから」※世界初上映

特別注視部門

「ジャカルタ13爆弾」※日本初上映
「同行」※海外初上映
「姉妹の味」※海外初上映
「第4の男」※海外初上映
「ジョンオク」※海外初上映
「楽園島」※日本初上映
「シャングリラに逗留」※日本初上映

インディ・フォーラム部門

「ALL THE SONGS WE NEVER SANG」※アジア初上映
「Before Anyone Else」※海外初上映
ブルーイマジン」※アジア初上映
走れない人の走り方
愛の茶番」※アジア初上映
「オン・ア・ボート」※世界初上映
カオルの葬式
「りりかの星」※日本初上映
「スミコ22」※世界初上映
「すとん」※世界初上映
「うぉっしゅ」※世界初上映
「胴鳴り」※世界初上映

特集企画(タイ)

「ブレイズド・アウェイ」※海外初上映
「フンパヨン 呪物に隠れた闇」※日本初上映
「さよならの言い方」※海外初上映
「葬儀屋」※日本初上映

特集企画(台湾)

「BIG」※海外初上映
「馬語」※海外初上映
「春行」※日本初上映
「ちょっとだけ逃げてもいい?」※海外初上映

特集企画(香港)

「全世界どこでも電話」※日本初上映
「雲と人生」
「スウィート・ライム」※アジア初上映

特別招待作品部門

「あまろっく」※世界初上映
「カミノフデ(仮題)」※世界初上映

神戸女学院大学協賛特別上映

「リキシャ・ガール」※日本初上映

芳泉協賛企画(映像研究助成)

「彼方の家族」※世界初上映
「女子と男子」※世界初上映
「ハーフタイム」
「Perfect・Nervous」

芳泉協賛企画(映像研究表彰)

「アスク・フォー・ザ・ムーン」
「花心 ファーシン」
「ふれる」

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