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本作は、性暴力やDV、ハラスメント被害者のトラウマに寄り添い、救済するためのシェアハウス“ブルーイマジン”を舞台とした物語。劇中では、心に深い傷を負った女性たちの信念、連帯、葛藤が描かれる。かつて映画監督から性暴力を受けた斉藤乃愛(のえる)役で山口が主演。乃愛の親友となる佳代に川床、佳代が音楽ユニットを組む友梨奈に北村、フィリピンからやってきたジェシカにベルナルデスが扮した。
予告編には、乃愛がシェアハウスで出会った仲間との生活を通して過去と向き合う様子を収録。自身を責めるだけだった状況から、“黙ってちゃダメだ”と気付き前を向いていこうとする。
山口は「仲間が寄り添ってくれて、みんなが背中をそっと押してくれたからこそ、乃愛は前を向くことができた。“自分の過去の傷と、どう向き合うか?” そのことを考えるきっかけにこの作品がなってくれていたらうれしいです」と願いを込めた。また松林は「“ブルーイマジン”は個別のマイノリティが連動し、自分たちの傷みを共有し合える場所。“今までの自分は間違いじゃない”と受け止めてくれる人たちとが連帯していく物語です。同じ立場に立って承認し合える場所があることは、きっと社会を変えてゆく力になると願っています」とつづった。川床、北村、新谷、ベルナルデスのコメントは下記の通り。
なお映画公開初日の3月16日には、東京・K's cinemaで舞台挨拶を実施。14時の回上映後、16時の回上映前にそれぞれ行われ、山口、川床、北村、新谷、松林が登壇する。
日本・フィリピン・シンガポールの合作となる「ブルーイマジン」は、3月16日よりK's cinemaほか全国で順次公開。
映画「ブルーイマジン」予告編
山口まゆ コメント
仲間が寄り添ってくれて、みんなが背中をそっと押してくれたからこそ、乃愛は前を向くことができた。“自分の過去の傷と、どう向き合うか?” そのことを考えるきっかけにこの作品がなってくれていたらうれしいです。
川床明日香 コメント
この映画で描かれているような出来事が、現実にも起こり得ることを、まずは知ってほしい。そして、この作品が投げかけている問題について、考えるきっかけになってくれたらうれしいです。
北村優衣 コメント
“いま伝えたいこと”がたくさんつまっている、“いま作らなければならない作品”だな、と脚本を読んだときに強く感じました。完成した映画を観て、現実にも起こり得る出来事を描いた、フィクションだけどノンフィクションのような、“いま観るべき作品”だな、と改めて強く感じました。ぜひ、劇場で体験してください。
新谷ゆづみ コメント
“連帯の輪”を未来につなぐ、“対話の映画”だと私は感じました。勇気をふりしぼってあげた声は、その言葉を受け取った別の人の“勇気”へと、広がってゆくのだと信じています。
イアナ・ベルナルデス コメント
この映画のなかで起こる出来事は、フィリピンでも実際に起こり得ると思います。全人類に共通する、普遍的なテーマを扱ったこの作品は、世界中すべての女性たちの“生きる力”になると信じています。
松林麗 コメント
“ブルーイマジン”は個別のマイノリティが連動し、自分たちの傷みを共有し合える場所。“今までの自分は間違いじゃない”と受け止めてくれる人たちとが連帯していく物語です。同じ立場に立って承認し合える場所があることは、きっと社会を変えてゆく力になると願っています。
しんのすけ | 映画感想TikToker @S_hand_S
3/16公開『#ブルーイマジン 』観たいな https://t.co/SiGPLBxL2W