橋本愛が罪を背負いもがきながら愛する、映画「熱のあとに」公開 共演に仲野太賀・木竜麻生

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橋本愛が主演を務め、仲野太賀木竜麻生が共演する映画「熱のあとに」が、2024年2月に全国で公開される。本作は第28回釜山国際映画祭のニューカレンツ部門にてワールドプレミア上映が行われる。

「熱のあとに」のキャスト。左から木竜麻生、橋本愛、仲野太賀。

「熱のあとに」のキャスト。左から木竜麻生、橋本愛、仲野太賀。

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「小さな声で囁いて」の山本英が監督、「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」のイ・ナウォンが脚本を担った本作では、過去に愛した恋人を刺し殺そうとした主人公・沙苗が、数年の服役後に別の男性との結婚を経て、罪を背負いもがきながらも愛し方を模索していく様子が描かれる。沙苗のキャラクターは、2019年に起きた新宿ホスト殺人未遂事件にインスパイアを受けて作られた。

沙苗役の橋本は「この映画に出会えたこと、スタッフキャストのみんなに出会えたこと、かけがえのない日々を過ごせたことは、生涯の宝物です」と語る。沙苗の過去を知りながらも結婚する夫・健太役の仲野は「この作品がどんなカタチで映画になるのか、ページを捲るたびに興奮したのを覚えています」とオファーを受けたときのことを振り返り、謎めいた女性・足立役の木竜は「濃密で、心地いい温度と緊張感のある、そして学びのある時間でした」と撮影時を回想した。

「熱のあとに」は東京・新宿武蔵野館、シネクイントほか全国でロードショー。第28回釜山国際映画祭は10月4日から13日にかけて開催される。

橋本愛 コメント

監督からいただいたお手紙と、ナウォンさんの脚本を初めて読んだとき、
この映画を私に委ねようと思ってくださったことに、喜びで胸がいっぱいになりました。

この映画に出会えたこと、スタッフキャストのみんなに出会えたこと、かけがえのない日々を過ごせたことは、生涯の宝物です。

釜山国際映画祭、おめでとうございます。
観客の皆さんがどのように受け取ってくださるのか、すごく楽しみです。

仲野太賀 コメント

「熱のあとに」が釜山国際映画祭でお披露目できる事、非常に嬉しく思います。
オファーを頂いた時、あまりにも強烈な脚本に驚きました。
この作品がどんなカタチで映画になるのか、ページを捲るたびに興奮したのを覚えています。振り返ってみたら2週間ほどの短い撮影期間でしたが、山本英監督をはじめとする映画を愛するスタッフ、そして主演の橋本さん、木竜さんとの映画作りはあまりにも豊かで、僕にとってかけがえのない作品になりました。

木竜麻生 コメント

映画「熱のあとに」釜山国際映画祭出品おめでとうございます。
山本英監督の初長編監督作品を、監督をはじめ今回のキャスト、スタッフの皆さんと多くの時間を共有しながら撮影に臨みました。
濃密で、心地いい温度と緊張感のある、そして学びのある時間でした。
映画が皆さんに届くこと、とても嬉しく思います。

山本英 コメント

愛すること、生きること。
この二つが一直線に繋がって密接に関わり合う。そんな燃え盛る激情のような愛を映画にしたい、その一心で長い時間をかけて紡いできた作品です。
社会や他者など関係なく、それら全てを敵に回したとしても自分の信じる愛を守り通そうとする沙苗の姿に、私は見果てぬ夢を託したのかもしれません。
自分にとって「熱のあとに」は撮らなくては前に進めなかった映画です。
共に歩んでくださったキャスト、スタッフの皆様に心より感謝致します。

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(c)2024 Nekojarashi/BittersEnd/Hitsukisya

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