原泰久と佐藤信介「キングダム2」登場キャラの魅力語る、SNSでコピー投稿合戦実施

現在公開中の「キングダム2 遥かなる大地へ」より、原作者の原泰久と監督を務めた佐藤信介がメインキャラクターの魅力を語るコメントが到着した。

本作は中国春秋戦国時代を舞台に、大将軍になるという夢を抱く少年・信と、中華統一を目指す嬴政（えいせい）の姿を描いた歴史エンタテインメント。信の初陣となる“蛇甘平原（だかんへいげん）”の戦いが描かれる。封切りから8月11日までの計28日間で観客動員数263万人、興行収入37億5000万円を記録した。

前作に引き続き信を演じた山崎賢人について、原は「山崎賢人くんは本当に信っぽいと思います。前作のときにも感じていましたが、今作では『もうこれはいよいよ信だな』と（笑）」とコメント。「前作では巻き込まれるキャラクターだったのが、今回は漂の死を受け止め自ら戦場に出ていく姿に、中心がドスンと重くなった印象を受けました。賢人くん自身も体が分厚く、顔付きも男らしくなっていて、前作以上に成長した信がそこにあり一段とかっこよかったですね」と太鼓判を押す。

今作で初登場となった清野菜名扮する羌瘣を、佐藤は「清野さんは口で説明できないくらい絶妙な羌瘣を作り上げてくださいました。羌瘣がリアルにいたとしたら、きっとこんな感じなんだろうと思わされましたし、羌瘣の持つ悲哀やドラマを目の前で見せてもらいました」と称賛。また公開後に話題を呼んだ渋川清彦演じる千人将・縛虎申（ばくこしん）について「彼には彼なりに一本筋が通っていて曲がっていない。滅茶苦茶に見えるかもしれないけれど、ちゃんと思いを果たす。それが縛虎申の真の姿なんです。渋川さんが明確に演じてくれたことによって、縛虎申の貫かれたストーリーが伝わってきました」と語っている。

原が「もっともっと見ていたいくらいにかっこよかった！」と惚れ込んだのは、豊川悦司演じる総大将・麃公（ひょうこう）。「ビジュアルはもちろんですが、王騎との最後のシーンが大好きです」とお気に入りの場面を明かす。また前作に引き続き大沢たかおが演じた王騎（おうき）について「出演シーンこそ多くないかもしれませんが、前作よりもさらに物理的に体が大きくなられていて本当にすごかった。信と王騎が話しているシーンは、“大将軍との会話”ということで、原作では王騎をかなり大きく描いて誇張していましたが、映画でもそう見えたのが衝撃的でしたね」とコメントしている。

8月15日から9月15日にかけては、原が審査員として参加するSNSキャンペーン「キャラクターコピー投稿合戦」を開催。信、嬴政、河了貂、羌瘣、縛虎申、麃公、王騎のキャラクタービジュアルに入るオリジナルのキャッチコピーを投稿する企画となっている。各キャラクターの最優秀賞に選ばれた人には、自分が考案したコピー入りのポスターをプレゼント。詳細は公式サイトと公式SNSで確認してほしい。

※山崎賢人の崎は立つ崎（たつさき）が正式表記