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「キングダム」大沢たかお×要潤 / 原泰久 | 腕の筋肉、ひげのクルン具合に注目! 実写版・王騎&騰の誕生に迫る

週刊ヤングジャンプにて連載中であり、累計発行部数が3800万部を記録しているマンガ「キングダム」。戦乱の古代中国を描く本作の実写映画が、連載スタートから13年が経った今年の4月19日に公開される。主人公・信を演じたのは「斉木楠雄のΨ難」「羊と鋼の森」などに出演してきた山﨑賢人。吉沢亮、長澤まさみ、橋本環奈、本郷奏多、満島真之介らが脇を固める。

映画ナタリーでは原作においてトップレベルの人気を誇る王騎、騰(とう)に扮した大沢たかおと要潤の対談をセッティングした。肉体作りをはじめ、刺青の色やひげのカール具合にまでこだわったという徹底した役作りに迫る。また、原作者の原泰久にもインタビューを実施。実写化不可能と言われた「キングダム」の映画化はなぜ実現したのか? 中国で敢行された撮影のエピソードを含め、話を聞いた。

取材・文 / 小澤康平 撮影 / 入江達也

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大沢たかお×要潤 対談

レストランの肉を食べ尽くした(大沢)

「キングダム」より大沢たかお演じる王騎(奥)、要潤演じる騰(手前)。

──今回は原作で高い人気を誇るキャラクター、王騎と騰を演じたお二人の対談をセッティングさせていただきました。王騎、騰はともに人間離れした将軍だと思うのですが、演じるにあたって不安はありましたか?

大沢たかお もちろんありました。おっしゃるように現実離れしたキャラクターですし、とても人気のある作品ということも知っていたので。批判を受けずに演じきることができるのかなという。

要潤 僕は大沢さんと一緒だったので安心して臨むことができました。これだけカリスマ性がありますから……。

大沢 何をおっしゃる(笑)。

──実は原作者の原泰久先生からお二人へのメッセージを預かっています。大沢さんには「王騎を演じるにあたっての肉体作り、すごく感動しました」とのことです。

大沢 生みの親である原先生にそう言ってもらえるのはありがたいです。生み出した子供とイメージが違うと言われるのが一番怖いし、原作ファンにも申し訳ないので。

──役作りにおいては肉を大量に食べたと伺いました。

大沢 肉は普段からよく食べるので、そうなると人生ずっと役作りになっちゃうんですけど(笑)。でも確かに体重は10kgほど増量しました。

──主人公・信役の山﨑賢人さんも徹底した体作りをしたようなのですが、中国で撮影中、山﨑さんがあるレストランに行ったらその店の肉を大沢さんがすべて食べていたとか。

大沢たかお

大沢 ははははは、そんなアホな……(しばしの沈黙のあと)ああ!

──心当たりあります?

大沢 ある(笑)。

 あるんですか!?(笑) 確かに、腕の筋肉とか本当にすごかったですからね。太さが常人の2倍はある。

大沢 ただ、どうしても表現が難しい部分もあったんです。王騎のイメージは2m(※大沢は181cm)だったんですが身長は伸ばせないですから。

──でも劇中で王騎と信がすれ違うシーンでは、180cm近い山﨑賢人さんが見上げているように思えました。

大沢 あのシーンではカメラマンさんが撮影の仕方を工夫してくれて、2mに見えるようにしてくれたんです。

騰のこだわりはひげのクルン具合(要)

──では要さんへのメッセージも紹介します。シンプルなんですが「騰らしさを見せる余白がなくてすみません」と。

要潤

 (笑)。確かに出演場面が少ないですからね。映画で描かれているのは単行本の5巻までですし、原作でも騰が活躍する前だから仕方ないです。

大沢 でもトレーニングはみっちりやってたよね? 撮影が休みの日、ちょっと離れたホテルへトレーニングに行ったら要くんがいて。映画では鎧を着ていて、体を見せるシーンがあるわけではないのに、着実に騰に近付いていくのを見てました。

 鎧、重かったですよね。

大沢 うん、重すぎて腰が痛かった(笑)。

マンガ「キングダム」26巻の書影に描かれた騰。©原泰久/集英社
マンガ「キングダム」16巻の書影に描かれた王騎。©原泰久/集英社

──(笑)。騰と言えばクルンと上に跳ねたひげも特徴的ですね。

 あのクルン具合はこだわってます。何種類あったか忘れちゃったんですけど、付けひげだけがずらーっと並んでいる中から、監督と一緒に一番しっくりくるものを選びました。あと、原作を読んでいるときに「騰の髪は何色だろう」と考えていて、黒ではないと思ったんですよね。なので少し赤みがかったカツラを着けて。

──なるほど。

 目も原作を意識しました。ぱっちりしていて付けまつげをしてるように見えるんです。でも実写で付けまつげをするとかわいくなりすぎるので、マスカラをしてアイラインを引いてます。

──大沢さんもビジュアルにはこだわりを?

大沢 僕ももちろんこだわったんですけど、監督がすごかったですね。最初は原作通りに鎧を作ったんですけど、いざ着てみたらちょっと違うって思ったのか、監督が破壊しだして(笑)。それをテープで付け直したりしたんですが、結局うまくいかずに中国で発注し直しました。髪の毛の質感も刺青の色も、すべて妥協してないです。

プロテインシェイカーの取り合いに……(大沢)

──山﨑賢人さんや吉沢亮さんといった若手俳優と話す時間もあったのでしょうか?

 実はほとんどなくて、みんなとのシーンは1日とか。しかも僕らが最後に行って、最初に帰るという重役出勤でした(笑)。

大沢 それがクライマックスシーンの撮影だったんですよ。過酷な撮影でみんながボロボロになっている中、のんきに僕らがやって来て、そして帰っていく(笑)。それでも、山﨑くんや吉沢くんの「キングダム」に懸ける思いの強さは感じました。あの2人仲いいんですけど、合間にも全然しゃべっていなくて。

「キングダム」より山﨑賢人演じる信。

──山﨑さんはクランクインのだいぶ前からアクションの練習をしていたと聞きました。

大沢 そうそう。まだ台本がないときから1人でアクションの特訓をしていて。クランクインの2カ月前に山﨑くんの映像を見せてもらったんですけど、そのときすでに動きが素晴らしかった。役とひたむきに向き合う姿勢が信というキャラクターとオーバーラップして、生命力のある存在になっていました。

──要さんも若手俳優を見て感心したことはありますか?

 撮影の待ち時間も刀を持ってずっと練習していて、ボーッと座ってる時間なんて少しもなかったんじゃないかな。作品の肝がアクションであることを彼らもわかっていたんだと思います。

──そういえば、現場にはプロテインがあったと伺ったのですが。

 ありましたね。長澤(まさみ)さんが差し入れしてくれて。

大沢 プロテイン、飲めなかったんですよね。シェイカーの取り合いみたいになって(笑)。

 僕は紙コップで飲みましたよ?

大沢 あれ? 俺には回ってこなかったな……。

──(笑)。2人のシーンは多かったと思うのですが、撮影後は一緒にごはんを食べに行ったりしたのでしょうか?

左から大沢たかお、要潤。

大沢 よく行きましたよ。火鍋とか一緒に食べたね(笑)。

──そういう場で演技についての打ち合わせも?

大沢 いや、そういう感じではなかったですね。共演シーンが多いと言えど、2人で語り合ってああしようこうしようって決めるほど子供でもないので。演技については、現場のモニターで馬に乗った王騎と騰が並んでいる姿を観たとき、ちゃんと王騎軍に見えたので大丈夫だなと。

 そうですね。それがクランクインの日だったので、こっから先が楽しみだなと思ったのを覚えてます。

“ファルファル”は監督と一緒に考える(要)

──では、完成した映画の感想も聞かせてください。

大沢 風景や軍勢といった原作で迫力たっぷりに描かれている場面が、映画でも力強く表現されていました。信たちがまさみちゃん扮する楊端和に会いに行く道中の森の描写とか、本郷(奏多)くん演じる成蟜が群衆の前に出ていくシーンとか。日本映画では観ることができないと思っていたような画がたくさんありました。

 僕はやっぱりアクションシーンが印象的です。信が、ある人物の頭を越えて一突きするシーンには鳥肌が立ちました。自分も出演しているのに「どうやって撮ってるんだろう?」と気になって(笑)。

──ここに注目してほしいという部分はありますか?

 ……大沢さんの腕の筋肉かな(笑)。

大沢 そこが売りなわけじゃないけどね(笑)。

 いや、でも本当にすごいので!

左から大沢たかお、要潤。

──今作で王騎と騰は「この世界にはまだまだすごいやつがいる」というポジションで登場しますが、もし続編があった場合は活躍することが保証されているキャラクターでもありますね。

大沢 これで終わりだったら悲しいです。信たちはこのあと国を懸けた本当の戦いに身を投じていく。その戦闘シーンは「キングダム」の大きな見どころだと思うんです。続きがあったら王騎としてがんばらないといけないなと。

──合戦シーンが入ってくるとしたら、王騎の圧倒的な武力はもちろん、騰の“ファルファル”(※原作で騰が剣を振り回す際の擬音語)も実写で観ることになりますね。

 そうですね、どうすればいいのかな……(笑)。今は想像できないですけど監督と一緒に考えたいと思います。

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原泰久 インタビュー

「キングダム」
2019年4月19日(金)全国公開
ストーリー

時は紀元前、実力者たちが勢力を振るい合う春秋戦国時代。戦災孤児の少年・信は天下の大将軍になるという夢を持っていた。幼なじみの漂と剣術の鍛錬をして日々を過ごしていた信は、あることをきっかけに中華統一を目指す若き王・嬴政(えいせい)と出会い、王都へ向かうことに。そこで起こっていたのは自身こそが正当な王であると主張する嬴政の弟・成蟜によるクーデター。信は、王派と王弟派の血で血を洗う覇権争いに巻き込まれていく。

スタッフ / キャスト

原作:原泰久「キングダム」(週刊ヤングジャンプにて連載中)

監督:佐藤信介

脚本:黒岩勉、佐藤信介、原泰久

主題歌:ONE OK ROCK「Wasted Nights」

出演:山﨑賢人、吉沢亮、長澤まさみ、橋本環奈、本郷奏多、満島真之介、阿部進之介、深水元基、六平直政、髙嶋政宏、要潤、橋本じゅん、坂口拓、宇梶剛士、加藤雅也、石橋蓮司、大沢たかお ほか

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大沢たかお(オオサワタカオ)
東京都出身。MEN'S NON-NOといったファッション誌でモデルとして活躍したのち、「解夏」「世界の中心で、愛をさけぶ」「藁の楯」など数多くの映画に出演。テレビドラマ「JIN-仁-」では東京ドラマアウォードの主演男優賞や橋田賞を受賞した。2020年公開の入江悠監督作「AI崩壊」にも出演する。
要潤(カナメジュン)
1981年2月21日、香川県出身。2001年に特撮ドラマ「仮面ライダーアギト」氷川誠 / 仮面ライダーG3役で注目を浴びた。「CASSHERN」「神様のカルテ」「スマホを落としただけなのに」といった映画や連続テレビ小説「まんぷく」にも出演。出身地・香川県のキャンペーンでは“うどん県副知事”としてPRを担当している。