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原泰久によるマンガを佐藤信介が実写化した本作。中国春秋戦国時代を舞台に、大将軍になるという夢を抱く少年・信と、中華統一を目指す嬴政(えいせい)の姿が描かれる。山崎賢人が信、吉沢亮が嬴政、橋本環奈が河了貂(かりょうてん)、清野菜名が羌瘣(きょうかい)を演じた。
観客を前にした山崎は「公開まであと2週間なんだなと思ってワクワクしています。本当にすごい映画が完成したので、とにかく早く観てもらいたいです」と挨拶。吉沢は「皆様が(作品を観たあとに)どんな顔をして帰るのか想像したらにやけそうなくらい、素晴らしい作品です」と述べた。
清野は「羌瘣はかなり人気のあるキャラクターで、オファーをいただいたときはプレッシャーと不安に押し潰されそうな毎日だった。皆さんの一員として現場に入り羌瘣を演じたことは誇りであり、幸せでした」と撮影を振り返る。岡山は「前作の公開時は僕も1ファンだったのですが、こうして続編に参加させていただき、お客さまに観ていただけることをうれしく思います」と胸の内を明かした。
イベントでは、「ここだけは注目してほしい」と思うポイントについて登壇者が回答。橋本は「これだけ豪華なキャストがそろっているので、緊張感がすごくて。キャストがピシッと2列に並んでいて、唯一王様の吉沢くんだけが真ん中にいて。見守られながら長セリフを言っていました」と撮影時の様子を伝える。吉沢は「大先輩がずらっと並んでひざまずいていて、僕だけ偉そうに座っている。声が震えてしまって、前作と違った緊張感がありました」と述懐した。
豊川は「見どころは全部なんですけど、やっぱり俺かな?」と切り出し笑いを誘う。続けて「原作ありきなので、監督とどれだけビジュアルを作り込んでいくかという話をさせていただきました」と語った。小澤は「僕は山崎賢人の大ファン」と断言。山崎が振り返り小澤を見ると「賢人こっち見ないで!」と照れ、会場を笑いに包んだ。
佐藤浩市は「僕は正直あまりアクション的な動きがあるわけではなかった。監督、次はガンガンやりますよ!」と笑顔を見せる。作品について佐藤信介は「もともとは奴隷だった信という少年が、戦場でいろんなものを見る。その信の表情が素晴らしい。戦場を見つめて少しずつ現実を知っていく眼差しを見て、いいものを撮れたと思いました」と語った。
最後に山崎は「本当にこんな日本映画観たことない、という言葉がよくありますけど『これだったんだ』と思いました。心を燃やして、夏は熱くキングダムで盛り上がっていただけたら」と呼びかけイベントを締めた。
「キングダム2 遥かなる大地へ」は7月15日に全国でロードショー。
※山崎賢人の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記
※高嶋政宏の高は、はしごだかが正式表記
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「キングダム2 遥かなる大地へ」のワールドプレミアが本日6月30日に東京・TOKYO DOME CITY HALLで行われ、キャストの山崎賢人、吉沢亮、橋本環奈、清野菜名、岡山天音、三浦貴… https://t.co/ncJ6zxHncX 「キングダム2」山崎賢人「こんな日本映画観たことない」、清野菜名は「幸せでした」 - ナタリー https://t.co/4m2ckqglPX