小芝風花が一緒に暮らしたい妖怪は？松本まりかは“ありのままの姿”喜ぶ

映画「妖怪シェアハウス─白馬の王子様じゃないん怪─」の初日舞台挨拶が本日6月17日に東京・新宿バルト9で行われ、キャストの小芝風花、松本まりか、毎熊克哉、池谷のぶえ、大倉孝二、望月歩、監督の豊島圭介が登壇した。

ドラマ「妖怪シェアハウス－帰ってきたん怪－」のその後を描く本作。妖怪たちと一緒にシェアハウスで暮らす主人公・目黒澪の新たな恋模様がつづられる。小芝が澪、松本がお岩さん / 四谷伊和、毎熊が酒呑童子 / 酒井涼、池谷が座敷童子 / 和良部詩子、大倉がぬらりひょん / 沼田飛世、望月が若き天才数学者AITOを演じた。

まずマイクを握った小芝は、会場を見渡しながら「妖怪さんたちとこの場に立てて幸せです！」と笑顔に。妖怪の姿で登場した松本が「ようやくありのままの姿で、みなさんの前に立つことができました。子供たちが妖怪のことを大好きになってくれたから、本当の姿で出ていいとプロデューサーが思ってくれたと思います。私たちの正真正銘の姿を見届けてください」と挨拶すると、すかさず大倉から「役の感じのままでいくのしんどいよね（笑）」とツッコミが入り会場に笑いが起こる。

妖怪姿の松本、毎熊、池谷、大倉を前に小芝は「この姿の皆さんとシェアハウスしていたので、安心感がありますね」とコメント。望月は「映画の中では、望月史上一番派手なメイクなんですが、皆さんの前にいると目立たなくなってしまいますね（笑）。ちょっと寂しいです」と語る。

イベント中盤には「もし一緒に暮らすならどんな妖怪と住みたいか？」という質問に登壇者が答える場面も。大倉は「とりあえず、妖怪と住みたくないですね（笑）」「匂いのきつい妖怪は嫌ですね」と回答する。松本は「私は、澪。半妖怪になってきたので、妖怪になるまで見届けたいです」と、池谷は「3、4日ぐらいに1回、家にクモが出てくるんですけど、そんな感じで見守ってくれる妖怪がいいですね」と、毎熊は「寝ているときに白髪を抜いてくれる妖怪がいたら」と回答。望月が「自分は朝が苦手なので、優しく起こしてくれる妖怪がいたらいいですね」と望むと、大倉が「お母さんじゃん！」と声を上げ、会場を和ませる。

そして小芝は「伊和さんはいつも見守ってくれるし、詩子さんはおいしいごはんを作ってくれるし、涼さんは困ったらいつも助けてくれて、ぬらりさんは体操を教えてくれる。皆さんと住みたいです」と愛情を示し、「この映画は『妖怪シェアハウス』らしさがてんこ盛りです。笑って泣ける面白い作品になっていますので、楽しんでください」と作品に自信を見せた。

「妖怪シェアハウス─白馬の王子様じゃないん怪─」は全国で公開中。