実写「るろうに剣心」シリーズ5作品が、第24回上海国際映画祭のムービーフランチャイズ部門で上映される。
中国・上海で6月11日から20日にかけて開催される第24回上海国際映画祭。2016年に新設されたムービーフランチャイズ部門はシリーズ作品のみの招待枠で、これまでに「007」や「ミッション:インポッシブル」、「ハリー・ポッター」などが上映されてきた。「るろうに剣心」シリーズは日本の実写映画として初めて招待される。
スクリーンにかけられるのは「
主演の
徐昊辰(上海国際映画祭プログラミングディレクター)コメント
1作目から10年、同じチームで一緒に戦って、進化して、作り上げた映画「るろうに剣心」シリーズは、次元の壁を突き破り、日本映画の可能性を斬り拓いた。更に東洋武術をメインにした凄まじいアクションは、ハリウッド映画とはまったく違い、東洋ならではの“究極”のエンタテインメントが誕生した! 素晴らしい作品、本当に謝謝でござる!
剣心! 上海へようこそ!
佐藤健 コメント
海外のファンにどんなところを楽しんでほしいか
アクションは当然ですけど、登場人物全員が持っている、武士の心といいますか。それはきっと剣心やサムライ達だけじゃなく、女性の登場人物とかも、(原作者の)和月さんの描かれるキャラクターは、全員に共通した芯の強さを持っていると思うので、そういうところを日本の昔ならではの美術と合わせて楽しんでもらえたら嬉しいなと思います。
何作目から観るのがお勧めか
一作目(パート1)からですかね。もちろんどこからでも良いんですよ。強いてオススメを聞かれたら一作目から観て頂くのがいいのではないでしょうか。
有村架純 コメント
「るろうに剣心」シリーズにどんな印象を持っていたか。また実際に参加してみて印象に変化はあったか
私は一視聴者としてこの作品も拝見させて頂いていて、圧倒的なアクションと映像美と迫力、あとは出演されている方々のエネルギーみたいなものが、何の弊害もなくそのままストレートにぶつかってくるというか、それぐらいの勢いを感じる作品です。当時、観たときは技術面だったりとかの知識が全くなかったですが、このお仕事をさせて頂いて、そういったことも踏まえて観てみるともっともっと、シリーズで続けていくことの大変さだったりというのが、皆さんに対してのリスペクトの意味も込めてものすごく想いが大きくなっていきました。実際に「The Beginning」で初めて参加させて頂いた時に、現場に参加するのは初めてだったので、これまでの現場がどういったように進んでいたか分からないんですけど、監督が全然違った作品になるということを仰っていて、それが「The Beginning」ではドラマチックに、より心情の部分を表現するということだったので、自分は初めて参加させてもらった「るろうに剣心」の雰囲気としては、とても静かで丁寧に一歩ずつ撮影していったという感覚です。
江口洋介 コメント
何作目から観るのがお勧めか
日本では「The Beginning」が最後に公開されますけど、「The Beginning」から観るのが一番いいのかなと思います。上海のアクション映画で「グリーン・デスティニー」もワイヤーアクションで世界にはすごい映画がいっぱいありますけど、日本の様式美と美意識は、中国の時代劇とは違う世界観が、色々な部分にちりばめられていると思いますので、その辺りを侍映画と思って見てもらえたら嬉しいですね。
大友啓史 コメント
海外のファンにどんなところを楽しんでほしいか
まずはやっぱりアクションですかね。色々なスタイルをミックスした、「るろ剣」ならではのソードアクション。剣の一振り一振りに、登場人物たちそれぞれのエモーションが感じられると思います。と同時に、剣心という魅力的な主人公をめぐる濃厚な「贖罪」のドラマ、ですね。そしてそれらを支える美術や撮影、音楽など、一作一作毎に新たな機材や手法も取り入れ、まったく違う挑戦を重ねてきました。完結作となる「The Beginning」に向かって、どんどんパワーが加速していきます。日本製のエンターテイメントを存分に味わってほしいですね。
関連記事
佐藤健の映画作品
リンク
関連商品
忍豚 @ninton
#るろうに剣心
#浪客劍心
日本の武侠映画として楽しんで貰えればいいな🎶^^
「るろうに剣心」シリーズ5作が上海へ、佐藤健「武士の心を美術と合わせて楽しんで」 https://t.co/o6U0N0TmmM