佐木隆三の小説「身分帳」をもとにした本作。人生の大半を獄中で暮らした実在の男性をモデルに、出所後に戻った社会で必死に生きる男の姿を描き出す。13年の刑期を終えて出所した元殺人犯・三上正夫を
「パラサイト 半地下の家族」でアカデミー賞作品賞を受賞したポン・ジュノ。「すばらしき世界」を鑑賞し「私たちが生きるこの世界は、適応すべき価値がある場所なのか?と突きつけられた。とにかく実に深く、遥か先まで進んだ映画だ」と感想を寄せている。YouTubeでは、ポン・ジュノのコメントを挿入した新たな予告編も公開された。
さらに、西川の前作「永い言い訳」で主演を務めた
「すばらしき世界」は2月11日より全国ロードショー。
ポン・ジュノ(映画監督)コメント
私たちが生きるこの世界は、
適応すべき価値がある場所なのか?と
突きつけられた。とにかく実に深く、
遥か先まで進んだ映画だ。
本木雅弘(俳優)コメント
幸福と鉛とを交互に飲み込む
西川さんの作品には、
他にはない滋味深さがある。
現実を転写したスクリーン上に
みるみる零れる切なさと愛おしさ、、、
観るべき、知るべき、この“すばらしき世界”
小泉今日子(女優等)コメント
誰かが空を見上げ、美しいと感じる瞬間がある。
その瞬間の空には、わたしを含め個々の行動が
反映されているのかもしれない。
素敵な映画でした。
YOU(タレント)コメント
右手に 柔らかく 包み込まれた秋桜が
優しい色で 尊くて
あぁ 人と交わした 証って
きっと こういうものかなぁ って
慎ましくて じゅうぶんにあたたかくて
嘘がなくて
角田光代(作家)コメント
ただしいもまちがいもない、
このようにしか生きられないひとりの人の姿が在る。
その静かな重みに圧倒される。
操上和美(写真家)コメント
生きることは自分の性との戦い。
夢、希望も絶望もすべて捨て
今を生きる役所広司が圧倒的に光る。
尾崎世界観(クリープハイプ)コメント
ころころと変わる主人公三上の表情が、季節みたいだった。
それを観てる自分も、脱いだり着込んだり
傘をさしたり、忙しくて楽しかった。
終盤、走っている三上を見て、笑いながら泣いた。
こんな風に、祈るような気持ちで映画を観たのは初めてだった。
倉本美津留(放送作家)コメント
人はいくつになってもやり直せるのか?
いくつになっても成長できるのか?
答えは YES である。
たとえこの映画の主人公のような人物でも。
自分の心との戦いから逃げなければ。
久米宏 コメント
小学生の頃から映画館に入り浸っていました僕に言わせると
入れ墨の人物が出てくる映画は面白いです。
「すばらしき世界」とは映画の世界だと理解しています。
tAk @mifu75
ポン・ジュノ、「すばらしき世界」を鑑賞し「実に深く、遥か先まで進んだ映画だ」 https://t.co/nsoSYuQ8tz