「すばらしき世界」スポット映像、“ヒール役”長澤まさみがナレーション担当

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西川美和の監督作「すばらしき世界」より、長澤まさみがナレーションを務めるスポット映像がYouTubeで公開された。

「すばらしき世界」より、長澤まさみ演じる吉澤。

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「すばらしき世界」

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佐木隆三の小説「身分帳」をもとにした本作は、人生の大半を獄中で暮らした実在の男性をモデルに、出所後に社会で必死に生きる男の姿を描く物語。13年の刑期を終えて出所した元殺人犯の三上正夫に役所広司が扮し、彼にすり寄る若手テレビディレクター・津乃田を仲野太賀、やり手テレビプロデューサーの吉澤を長澤が演じた。

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このたび公開されたスポット映像は「ドラマ編」と「問題作編」の2種類。吉澤の「今ほど生きづらい世の中ってないと思うんです」という言葉から始まる「ドラマ編」では、長澤がナレーションで「あなたはこのラストに何を感じますか?」と問いかける。そして「問題作編」には、「俺はとうに足を洗うてる!」という三上の怒号などが収められた。

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津乃田を焚き付けつつ、本音と建前を使い分け三上をそそのかそうとする吉澤。この役には長澤しかいないと思ったという西川は、彼女の起用理由を「年齢と共にどんどん幅が広くなっている。もちろん、画面的にもNo.1の美しさだと想います。きれいな女優さんであればあるほど、なかなかヒール役を受け入れてくれることに時間がかかると思うんです。でも今の長澤さんなら、これくらいの悪役は、跳ね返してやってくれるだろうなと思ってお願いしました」と明かす。

そして長澤は「台本はのめり込むようにあっという間に読んでしまいました。時代の流れと共に変わっていく人間の感覚について考えさせられましたね。(出所したばかりの三上は)時代錯誤な人に感じられるけど、そういう時が経ったことに気付いていない人はじつは世の中には沢山いると思います。最後はふしぎと心が温かい気持ちになる作品です」とコメント。三上という主人公に関しては「三上はどこか愛らしくて可愛らしい一面があるので、(観客は)感情移入していけると思います。過激なシーンもあるんですけど、それがクスクス笑えるシーンになるんです。お芝居を重ねるうちに三上の別の顔をもっともっと観たいと思っていました。西川監督の作品に出てくる男たちは、どこか欠点があって、完璧でない部分が人間らしさにつながっていると思います」とその魅力を語った。

「すばらしき世界」は2月11日に全国公開。

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(c)佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会

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