祝65歳、役所広司が更生の道に進む元殺人犯演じた「すばらしき世界」新カット

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西川美和が監督、役所広司が主演を務めた「すばらしき世界」の新たな場面写真が到着した。

「すばらしき世界」新場面写真

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佐木隆三の小説「身分帳」をもとにした本作は、人生の大半を獄中で暮らした実在の男性をモデルに、出所後に社会で必死に生きる男の姿を描く物語。13年の刑期を終えて出所した元殺人犯の三上正夫に役所が扮し、彼にすり寄る若手テレビディレクター・津乃田を仲野太賀、やり手テレビプロデューサーの吉澤を長澤まさみが演じた。

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この写真は、本日1月1日に役所が65歳の誕生日を迎えたことを記念して解禁されたもの。三上が検察側の質問を受ける姿や規律を守る様子、刑務所で培ったミシンの技術を披露するシーン、出所後に免許の再取得に励むさまなどが切り取られた。チンピラに睨みを利かせる場面も。

三上について役所は「小学校のときの道徳の時間で、学校の先生たちが困った人を見たら助けようとか、そういう正義感について教えてくれるけど、成長していく中で、ほとんどの人がその教えを破っていく。社会に出ると、正義を貫くことはだんだん難しくなってくる。でも、三上はその受けた教育をそのまんま実行していて、人が困っているのを見ると助ける、いじめられる人を見過ごせない。彼は幼い時に学校で言われた『小さな親切をしましょう!』という教えをただ守っているんじゃないですか」と語っている。

「すばらしき世界」は2月11日より全国ロードショー。

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(c)佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会

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