仲野太賀が夜の海辺を走る、主演作「泣く子はいねぇが」特報公開

仲野太賀が主演を務める「泣く子はいねぇが」の特報がYouTubeで公開された。

本作は「歩けない僕らは」「ガンバレとかうるせぇ」で知られる佐藤快磨の商業映画デビュー作。是枝裕和率いる映像クリエイター集団・分福が企画協力している。佐藤のオリジナル脚本をもとに、大人としても父親としても無自覚な主人公・たすくが、過去の罪と向き合いながら家族や故郷を取り戻そうとするさまを描く。なお今回、折坂悠太が主題歌「春」を書き下ろし、劇判も担当していることもわかった。

仲野がたすく、彼の妻ことねを吉岡里帆が演じるほか、寛一郎、山中崇、余貴美子、柳葉敏郎も出演。映像では、たすくがことねに「何も考えてないっしょ」と言われる様子や、ナマハゲの面をかぶって夜の海辺を叫びながら走る場面が捉えられた。

「泣く子はいねぇが」は11月20日に東京・新宿ピカデリーほか全国で公開。9月18日から26日にかけて開催される第68回サンセバスチャン国際映画祭のコンペティション部門に出品される。

※記事初出時、内容に一部誤りがありました。お詫びして訂正します。