「許された子どもたち」内藤瑛亮、被害者・加害者の描き方をWeb番組で語る

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許された子どもたち」の監督・内藤瑛亮がゲスト出演したWeb番組「活弁シネマ倶楽部」がYouTubeで公開された。

「活弁シネマ倶楽部」に出演した内藤瑛亮。

「活弁シネマ倶楽部」に出演した内藤瑛亮。

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「許された子どもたち」キービジュアル

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本作は実際に起きた複数の少年事件に着想を得たオリジナル作品。「先生を流産させる会」「ミスミソウ」など、物議を醸すセンセーショナルな作品を発表してきた内藤が8年もの歳月をかけて構想し、自主映画として完成させた。

左から内藤瑛亮、映画評論家の森直人。

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当初、1993年に起きた山形マット死事件を題材に制作しようと考えた内藤。事件当時、小学校高学年だった彼は「自分と同世代の人間が被害者になり、加害者になっている。なおかつ、その罪を彼らは受け止めることをしなかったことがショックでした」と振り返り、「作品を作るうえでは被害者側に寄りがちなのですが、“加害者であり得る”という意識で描いています」と語る。

また暗い印象の作品ではあるが、学生時代の仲間たちの協力もあり現場は楽しいものであったようで、演じ手である子供たちにカメラを持たせたるといった演出についても明かしている。

「許された子どもたち」は東京・ユーロスペース、大阪・テアトル梅田ほかで上映中。

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(c)2020「許された子どもたち」製作委員会

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tAk @mifu75

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