「盤上の向日葵」新写真、坂口健太郎演じる天才棋士の人生を映し出す

坂口健太郎と渡辺謙が共演した映画「盤上の向日葵」の場面写真が一挙解禁された。

柚月裕子の小説をもとにした同作の物語は、とある山中で身元不明の白骨死体とともに、7組しか現存しない高価な将棋の駒が発見されたことから展開していく。駒の持ち主は天才棋士・上条桂介だと判明し、捜査の過程で、彼の過去を知る重要人物として“賭け将棋”で裏社会に生きた男・東明重慶（とうみょうしげよし）の存在が浮かび上がる。坂口が桂介、渡辺が重慶に扮した。

新たな場面写真は、桂介の激動の人生が切り取られたもの。酒とギャンブルに溺れる父親と対峙するシーンや、重慶と将棋盤を挟んで向き合う様子などが収められた。

監督の熊澤尚人は“将棋がないと生きていけない”話に惹かれ、同作の制作を進めたそう。彼は「主人公にとっては将棋でしたが、人が自分にとって一番大切だと思うものに打ち込んで、好きでやりたい故に苦しみも同時に生まれ、それでも命がけで打ち込み、いろんな気付きを得て、人生を生ききる。そんな人間にとても魅力を感じました」とコメントした。

なお、同作のムビチケ前売り券（オンライン）が明日8月15日10時に発売される。購入・鑑賞特典には、ティザービジュアルと鑑賞記録を組み合わせたメモリアル画像が用意された。

「盤上の向日葵」は10月31日より全国ロードショー。佐々木蔵之介、土屋太鳳、高杉真宙、音尾琢真、柄本明、渡辺いっけい、尾上右近、木村多江、小日向文世もキャストに名を連ねた。

映画「盤上の向日葵」予告編