映画ナタリー - 最新映画ニュースを日々配信

私が抱っこする!「駅までの道をおしえて」新津ちせ、犬のルーとルース登場に大喜び

655

「駅までの道をおしえて」完成披露試写会の様子。

「駅までの道をおしえて」完成披露試写会の様子。

駅までの道をおしえて」の完成披露試写会が、本日9月19日に東京・スペースFS汐留で開催され、キャストの新津ちせ笈田ヨシ坂井真紀滝藤賢一、監督を務めた橋本直樹が登壇した。

伊集院静の同名小説をもとにした本作では、大切な存在を亡くした少女と老人の心温まる交流が描かれる。新津が愛犬ルーを亡くした少女サヤカ、笈田がサヤカと友情を育むフセを演じ、サヤカの両親に坂井と滝藤が扮した。

撮影にあたり柴犬ルーと1年間一緒に過ごしたという新津。「最初は“おすわり”も“待て”もスムーズにできなかったんです……」と明かすも「だんだんと仲良くなってルーのことが大好きになりました!」と元気いっぱいに話す。笈田は新津について「美人で頭がよくて、胸をドキドキさせながらやってました」とジョークを飛ばし、続けて「目の力がすごい。とっても素晴らしいお嬢さんです」と賛辞を送った。

新津の成長に目を細めるのは母親を演じた坂井。「監督は子供だからといって容赦しない演出をする人なんです。それにがんばって応えていて、立派になって驚きました」と回想する。それに「まるで別人ですね!」と同意するのは父親を演じた滝藤。「女性ってこんなに変わるんだなって思いました。キュートな少女から闇を抱えた妖艶な女性になられました!」と述べて会場の笑いを誘った。

また橋本も「僕は身内を褒めないんですよ」と前置きしつつ「すごく尊敬してます。撮影を1年以上やっているとくじけることもあったんですけど、(新津が)撮影以外のところで犬の散歩をしたりしている姿を見ると、僕の準備なんか大したことないと思いましたね」と振り返る。

ここで主題歌と挿入歌を担当したコトリンゴが登場。橋本は主題歌「ここ」について「この曲、すごく好きなんですよ。主張しない感じが。ボーカルも特徴があって、希望が見えて」と満足げに語る。目の前で「ここ」を聴いた新津は「歌詞が心に響いて泣いちゃいそうです」と感想を伝え、対するコトリンゴは本作について「ちせちゃんとワンちゃんのやりとりがかわいいなと思いながら拝見しました」と笑みをこぼした。

イベント終盤には、スペシャルゲストとして劇中に登場する犬のルーとルースが登場する一幕も。これには新津も大喜び。ルーを抱き上げる橋本に「私が抱っこするー!」と手を伸ばし、久々の交流を楽しんでいた。最後に笈田は「静かでゆったりとした気持ちで、自然と人間をゆっくりと眺めていただければいいと思います」と映画をアピール。一方の新津は本作の見どころを「ルーとルースの名演技です!」と元気いっぱいに紹介し、さらに「春夏秋冬の風景を観ていただけたらうれしいです」と観客に呼びかけた。

「駅までの道をおしえて」は、10月18日より東京・新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国で公開。

(c)2019 映画「駅までの道をおしえて」production committe

映画ナタリーをフォロー