伊集院静の同名小説をもとにした本作では、大切な存在を亡くした少女と老人の心温まる交流が描かれる。新津が愛犬ルーを亡くした少女サヤカ、笈田ヨシがサヤカと友情を育むフセを演じた。また、サヤカの両親に坂井真紀と滝藤賢一、近所で暮らす親戚にマキタスポーツと羽田美智子が扮し、市毛良枝、塩見三省、柄本明、余貴美子もキャストに名を連ねている。
有村は大人になったサヤカのモノローグを担当。彼女は「私も小学生の時にチワワを飼っていたのでサヤカとルーのような、犬と人の心が通じ合う特別な関係に共感することができました」と自身の経験を明かし、「大切に思っていた存在を亡くした2人が必然的に出会って分かり合う、見えない何かで繋がっている。見た目は孫とおじいちゃんみたいですが、年齢は関係なく同じ人間としてそこにいる感じがとても素敵でした」と本作の魅力を語った。
「臍帯」の
有村架純 コメント
モノローグでの出演は本作が初めてですが、いつもより客観的に役を見て演じることができたと思っています。この作品は、夢なのか現実なのか境目が分からないところが少しフランス映画のようだなと感じました。私も小学生の時にチワワを飼っていたのでサヤカとルーのような、犬と人の心が通じ合う特別な関係に共感することができました。「駅までの道をおしえて」の大きな魅力はサヤカとフセさんとの関係だと思いました。大切に思っていた存在を亡くした2人が必然的に出会って分かり合う、見えない何かで繋がっている。見た目は孫とおじいちゃんみたいですが、年齢は関係なく同じ人間としてそこにいる感じがとても素敵でした。誰もがいずれ大切な人を亡くす、今を後悔しないように生きてほしいなと思いました。ぜひご家族で見ていただきたい映画です。
関連記事
有村架純の映画作品
関連商品
タグ
リンク
- 「駅までの道をおしえて」公式サイト
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
有村「私も小学生の時にチワワを飼っていたのでサヤカとルーのような、犬と人の心が通じ合う特別な関係に共感することができました」/有村架純が新津ちせ主演作「駅までの道をおしえて」でモノローグ担当 - 映画ナタリー https://t.co/ez4j9KKvDV