天候の調和が狂っていく時代を舞台とする本作。
小栗が演じるのは、東京行きのフェリーで出会った帆高を住み込みで雇うライター・須賀圭介。本田は須賀の事務所で働きながら取材に奔走する女子大生・夏美に声を当てる。「ハウルの動く城」以来の声優業となる倍賞は帆高と陽菜にある頼みごとをする老婦人・冨美役で出演。陽菜の弟・天野凪役に吉柳、都内で起きた事件を追って須賀の事務所を訪れる老刑事・安井役に平泉、安井の相棒である刑事・高井役に梶がキャスティングされた。
小栗は「前作の『君の名は。』も大好きで、映画館で号泣しました(笑)」と明かし、「“須賀圭介”という役は、そのままで演じられるような、僕の等身大にとても近いキャラクターで、彼には共感できる部分がいっぱいあるので、この出会いはとても嬉しいです」と喜びを述べる。本田は「新海作品で描かれている風景の色彩が本当に美しく、私が普段見ている日常の景色が監督にはどんな風に見えているのだろうと以前から思っていました。今回『天気の子』でも、新宿の街、高層ビルから見えるこの空を監督がどう描かれるのか、観客としてもとても楽しみです」と語った。
そして約2分の最新映像がYouTubeにて公開となった。帆高と陽菜のほか、須賀、夏美、冨美の姿を確認できる。また、
「天気の子」は7月19日より全国ロードショー。
新海誠 コメント
人間がどうしても取り繕えないものが、声だと思います。喋る内容はもちろん、声質、息づかい、言い淀み、語尾、すべてにその人そのものが避けようもなく滲み出てしまう。須賀役を小栗さんに、夏美役を翼さんにお願いしたのは、だからです。彼らの声がキャラクターにはっきりとした血肉と心を与えてくれているアフレコの過程を、わくわくしながら楽しんでいます。「天気の子」はRADWIMPSの音楽、透子さんの歌声、醍醐くんや七菜ちゃん、小栗さんや翼さんたちの声、そして雨音、さまざまな音に満ちた映画です。劇場でその音に身を浸していただけるように、スタッフ全員で今も制作に奮闘しています。楽しみにお待ちいただけますように。
小栗旬 コメント
「天気の子」に参加できること、とても光栄です。新海監督の作品は、美しい色彩の世界観はもちろん、普段僕たちが見ているような風景や、手にするようなアイテムが作品を彩っていて、そこに生きる人間たちの物語が、自分に近いものに感じられるのが凄いところ。前作の「君の名は。」も大好きで、映画館で号泣しました(笑)。今回の「天気の子」はすごくストレートな話で、そこが魅力だと思います。“須賀圭介”という役は、そのままで演じられるような、僕の等身大にとても近いキャラクターで、彼には共感できる部分がいっぱいあるので、この出会いはとても嬉しいです。「天気の子」、期待を裏切らない素敵な作品なので、ぜひ楽しみにしていて欲しいです。
本田翼 コメント
3年前「君の名は。」が起こした社会現象を作り上げた新海監督の最新作に参加させて頂きとても光栄です。新海作品で描かれている風景の色彩が本当に美しく、私が普段見ている日常の景色が監督にはどんな風に見えているのだろうと以前から思っていました。今回「天気の子」でも、新宿の街、高層ビルから見えるこの空を監督がどう描かれるのか、観客としてもとても楽しみです。そして私が演じさせていただく“夏美”についても生き生きとした女の子にしていきたいと思っています。「天気の子」は、まだ完成前ですが既に心に響く物語です。ここからさらに私たちの声の力でこの作品を盛り上げられたらと思います。
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