新海誠の新作「天気の子」2019年7月公開、少年が“空を晴れにできる”少女と出会う

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「君の名は。」で知られる新海誠が原作、脚本、監督を務める最新作「天気の子」が始動。2019年7月19日に公開される。このたびティザービジュアル、ストーリー、スタッフ・キャストが解禁された。

「天気の子」ポスタービジュアル

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新海誠

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これは本日12月13日に東京・帝国ホテルで行われた製作発表記者会見にて発表されたもの。前作「君の名は。」で国内観客動員1928万人、邦画歴代2位となる興行収入250億3000万円を記録し、社会現象を巻き起こした新海。同作はハリウッドでの実写映画化プロジェクトも進行している。

「天気の子」は天候の調和が狂っていく時代を舞台に、運命に翻弄された少年と少女が自らの生き方を「選択」する姿を描く作品。離島から東京へ家出してきた高校生・森嶋帆高は、祈ることで天候を晴れにできる不思議な力を持った少女・天野陽菜と出会う。ビジュアルには「これは──僕と彼女だけが知っている、世界の秘密についての物語。」とコピーが添えられた。「Weathering With You」がサブタイトルとなっている。

醍醐虎汰朗

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森七菜

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編集プロダクションに住み込み、怪しげなオカルト雑誌のライター業に勤しむ帆高に声を当てたのは、舞台版「弱虫ペダル」で主演を務めた醍醐虎汰朗。岩井俊二の新作「Last Letter」への出演も発表されている森七菜が、アルバイトをしながら小学生の弟と2人で暮らす陽菜に。2人はオーディションを経て役を射止めた。

アニメーション制作は、新海の所属するコミックス・ウェーブ・フィルムが担当。「君の名は。」に引き続き田中将賀がキャラクターデザインを手がけるほか、「猫の恩返し」や「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」シリーズに参加した田村篤が作画監督、新海とは「言の葉の庭」でも組んだ滝口比呂志が美術監督を担う。そして東宝の川村元気、コミックス・ウェーブ・フィルムの川口典孝がプロデューサーを務める。

企画は2017年2月から進行しており、現在は作画作業の真っ最中。公開月となる2019年7月の完成を予定している。なお映画ナタリーでは、新海や各キャストが意気込みやテーマを語った会見の模様も追ってレポートする予定だ。

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(c)2019「天気の子」製作委員会

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椿原 敦一郎 @teamokuyama

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