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柳本光晴のマンガ「響 ~小説家になる方法~」を実写化した本作は、圧倒的な才能で文芸界を駆け上がっていく15歳の女子高生小説家・鮎喰響と周囲の人々の葛藤を描く物語。公開初日を迎えた心境を司会者に聞かれた月川は「SNSで感想を検索しているのですが、熱烈に支持をしてくれている方もいれば拒絶反応を起こしている方もいる。そういう反応が起きるだろうと予想はしていましたが、楽しんでくれた方がいてうれしいです」と思いを語る。
登壇してから平手と北川が2人で仲良くしゃべっていることに言及した司会者が「何をしゃべってるんですか?」と尋ねると、北川は「(平手と)毎日連絡取ってます。特別な話をしてるわけじゃないんですけど、何食べたとか何したとか」と明かす。平手は「食べ物の話が多いですね。お弁当の写真を送り合ったり」と北川とほほえみ合う。
続いて、映画のタイトルにかけて「最近響いたこと」を事前に書いたフリップで紹介するコーナーに。「良い思い出」と書いた北川が「インタビューでひーちゃん(平手)に(撮影は)いい思い出だったって言ってもらえたのが響きました」と述べると、平手は「いい思い出だったし、いい出会いをさせてもらえたなと思いました」と続ける。一方、「マネージャー」と書いた平手は「マネージャーが『響 -HIBIKI-』を大好きすぎて今朝の初回も観てきて、もう4回泣いてるって言ってて。うれしいですけど突然泣くので『え……』って(笑)」とエピソードを披露した。
「小栗旬の言葉」と書いた月川は「作風から事務所の先輩の三木孝浩監督と比べられることが多いんですが、小栗さんが『翔やんオンリーワンやろ』って言ってくれたのが響いていて。いつも奥さんに小栗さんのモノマネで言ってもらって自分を鼓舞してるんです」「(『響 -HIBIKI-』を観た)三木監督も『初めて月川くんの腹を感じた。今までの月川作品で一番』と言ってくれたんです」と感慨深そうに述べた。
次に、原作者の柳本からサプライズで届いた手紙を司会者が朗読した。「平手さんが演じる響はただただカッコよくかわいかった。無自覚な才能はこんなにも周りの人間にとって辛辣な狂気になるのか。自分に正直に生きるというのはこんなにもカッコいいのか。本当にかわいかったです。響が持つ才能という残酷さだけでなく、女の子としてのかわいさも理解してくれて平手さんの響は本当に響でした。最高の映画を観れたと思います。平手さん、本当にありがとうございました」という手紙の内容を受け、平手は「すごくうれしいです。原作の方から言われると自信になるというか、ああ、そうなのかなと思います」とコメント。北川は「平手さんは初日からスパークして輝いていて、『あ、響がいる』と思ったんです。私は早くそれを皆さんにお見せしたいと思ったからうれしいです」と真摯に思いを話し、「ずっと見守ってきたから感極まっちゃいました」と涙を見せながら語った。
最後に月川は「平手さんと北川さんの関係性を見ててもこの映画を作ってよかったなと心底思っています。たくさんの人に届くことを祈っています」とメッセージを伝える。平手は一歩前に出てキャストと監督のほうを向きおじぎをすると「本当にすごくいい出会いをさせていただいたなと思っています。本当にありがとうございました」と感謝の気持ちを示し、「この映画を観て響の生きざまが一番に届いたらいいなと思ってます」と締めくくった。
「響 -HIBIKI-」は、全国で公開中。
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- 「響 -HIBIKI-」予告編
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ひのえ茶屋 @HinoeChaya
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「響」平手友梨奈との撮影振り返り北川景子が涙、監督は小栗旬からの言葉明かす
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