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「響」平手友梨奈に北川景子が感嘆、高嶋政伸は「一番弟子にしていただきたい」

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「響 -HIBIKI-」完成披露舞台挨拶の様子。

「響 -HIBIKI-」完成披露舞台挨拶の様子。

響 -HIBIKI-」の完成披露舞台挨拶が本日8月28日に東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて行われ、平手友梨奈欅坂46)、北川景子アヤカ・ウィルソン高嶋政伸北村有起哉野間口徹、監督の月川翔が登壇した。

柳本光晴によるマンガ「響 ~小説家になる方法~」を映画化した本作は、圧倒的な才能で文芸界を駆け上がっていく15歳の女子高生小説家・鮎喰響と周囲の人々の葛藤を描く物語。

響を演じた平手は「原作を読んだあとにオファーが来てることを聞いたんですが、絶対無理だと思いました。初めての映画が主演でほかの皆さんに迷惑をかけるし、飽きっぽいのでできないなと」と振り返るも、「響の生き様を届けたいなと思ったのでやりました」と語る。響とそっくりだと言われていることに関しては「最近は似てると言われすぎて本当なのかなと思ってしまって。自分では全然似ていないと思います」と話す。そして「響が大好きなので撮影が終わってもまだ響でいたいと思った」と思いを吐露した。

月川は響のキャラクター造形について「台本の頭から後ろまで平手さんと2人で響を掘り下げていき、意見交換をしながら作っていった。平手さんは響ならこう言うだろうなというセリフを提案してくれるので、救われていた」と話す。続けて「平手さんがだんだん響になっていく感じがありました。響が本当に存在している感じで現場にいたのを見て、なんでこんなふうにできるんだろうと思いました」と述べると、平手は「自分ではそういう感じはなかったです」とさらりと応答。響の才能を見いだす若手女性編集者・花井ふみ役の北川は「何をするにもそういう感覚がなくて、本人は自然にやられているのがすごいなと思います」と響として現場に存在した平手に感嘆していた。

北川はさらに撮影を振り返り、「『もっともっとがんばろう』と(平手とウィルソンの)若い2人に刺激をもらいながらやっていました。平手さんなのか響なのか、アヤカちゃんなのか凛夏ちゃんなのかわからなくなるような瞬間があって、みんな役に合っていたから無理せず演じられたのかな」と述べる。そして「平手さんとは食べ物の話ばかりしてましたね」と北川が明かすと、平手は彼女との共演を「まさにふみだなという感じで。楽でした」と話す。ウィルソンは平手の印象を「響みたいな面もあれば、高校生っぽい会話もできた。本人と響ちゃんが似てたかなと思います」、一方、平手はウィルソンに関して「すごく優しくてお姉ちゃんみたいな感じでよかったです」と語った。

本作を「稀に見る傑作になっていると思います」と言う高嶋は「最初に平手さんと会ったとき、声録りにいらしててその声を聞いてるだけで響だなと感じた。難しい役なのに完全に自分のものにしていて、一番弟子にしていただきたいくらいだなと」と平手をたたえる。恥ずかしそうにする平手に対し、高嶋は「よろしくお願いします!」と威勢よくおじぎをしていた。

続いてスクリーンに、響が北村演じる芥川賞作家・鬼島仁の顔面を回し蹴りするシーンと、野間口扮する週刊誌記者・矢野浩明に飛び蹴りをくらわせるシーンが映し出される。北村が「蹴られる前に、響が遠くから歩いて来るのが見えたんですが、(欅坂46の)『サイレントマジョリティー』の歩いて来るところみたいで『来た来た来た……!』と楽しくなってました。この日僕誕生日だったんです」と述懐すると、客席から笑いが起こる。野間口が「平手さんはアクションを身に付けるのに歩数を数えるので、自分が6歩目で蹴られるのを知っていて怖いんですよ(笑)」と話すと、月川は「最初は平手さんを吊るそうかと思ってたんですが、(飛び蹴りを)やってもらったら打点が高かったのでそのままやってもらいました」と明かす。平手は「リハーサルではもっと飛べたんです」とはにかんだ。

最後に月川は「思い入れがあり、達成感のある映画。原作と平手さんに出会って物作りをする姿勢を正されたような気がします」と思いを語り、「皆さんにどういう言葉で語っていただけるかを聞きたいのでいろんな感想を発信していただけるとうれしい」とアピール。平手は「響の生き様が皆さんに届いたらいいなと思っています」と気持ちを伝え、イベントの幕を引いた。

「響 -HIBIKI-」は、9月14日に全国で公開。

(c)2018映画「響 -HIBIKI-」製作委員会 (c)柳本光晴/小学館

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