「中国女」主演女優アンヌ・ヴィアゼムスキー原作の「グッバイ・ゴダール！」公開

ジャン＝リュック・ゴダール監督作「中国女」で主演し、ゴダールの妻でもあった女優・作家のアンヌ・ヴィアゼムスキー。彼女の自伝的小説を映画化した「グッバイ・ゴダール！」が、7月13日より公開される。

本作は、2017年10月に70歳で永眠したヴィアゼムスキーによる自伝的小説「彼女のひたむきな12カ月」の1年後を描いた「Un an apres（原題）」を原作とした作品。映画では仏パリで暮らす哲学科の学生・アンヌを主人公に、彼女が過ごしたゴダールとの日々がつづられる。映画作りやゴダールとの結婚、そして革命などアンヌの日常は目まぐるしく変化していく。

「ニンフォマニアック」「シークレット・オブ・モンスター」のステイシー・マーティンがアンヌ、「愛を綴る女」「灼熱の肌」のルイ・ガレルがゴダールを演じた。そのほか「ある過去の行方」のベレニス・ベジョも出演。「アーティスト」で知られるミシェル・アザナヴィシウスが監督を務めた。

「グッバイ・ゴダール！」は東京・新宿ピカデリーほか全国で順次ロードショー。現在、YouTubeにて予告編も公開中だ。なお本作は6月21日から神奈川・横浜で開催されるフランス映画祭2018での上映も決定している。

※「グッバイ・ゴダール！」はR15+指定作品