イ・ビョンホン×キム・ユンソク「天命の城」、坂本龍一の音楽流れる予告公開

イ・ビョンホンとキム・ユンソクがダブル主演を務める「天命の城」の予告編がYouTubeにて公開された。

「トガニ 幼き瞳の告発」のファン・ドンヒョクがメガホンを取った本作は、清が朝鮮に侵入した1636年の丙子の役（乱）をテーマに、朝鮮王朝の運命を描く物語。清との和平交渉を主張する吏曹大臣チェ・ミョンギル役をイ・ビョンホン、ミョンギルと対立し、最後まで戦うことを主張する礼曹大臣キム・サンホン役をキム・ユンソクが務めたほか、国王・仁祖役のパク・ヘイル、山城の鍛冶屋役のコ・スがキャストに名を連ねた。

映像には、坂本龍一が手がけた音楽に乗せて、南漢山城への籠城を余儀なくされた朝廷の様子が切り取られている。あわせて公開されたポスタービジュアルには「生きる道は、心を捨てることなのか──」というコピーが添えられた。

ファン・ドンヒョクは原作の歴史小説について「まるで詩のようにも感じさせる2人の論議と言葉が素晴らしく、映画のセリフとして十分に生かしたかった」とコメント。また、「とても美しく哲学的な言葉の数々が互いにぶつかり合い生まれるエネルギーと悲しみが、この映画の一番大きな見どころだと思う」と語っている。

「天命の城」は、6月22日より東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国でロードショー。