「湯を沸かすほどの熱い愛」「兄を持ち運べるサイズに」の
朝子は夕平との出会いから13年後、唯一の肉親だった祖母が亡くなった際に記憶になかった夕平の存在を知り、服役中の彼に会いに行くことを決める。夕平は母を殺め、自らを天涯孤独の身にした人物だった。
オーディションで選ばれた早瀬は「合格の知らせを聞いた時は、喜びと安堵の気持ちと同時に、複雑で難しいテーマだからこそ、自分にとって大きな挑戦になるなと感じました」と当時を回想。撮影を重ねる中で朝子の心情に近付いたと明かし、「たくさんの心の葛藤がある中で、多くの愛をもらった朝子のその先が幸せであって欲しいと思いました」と伝える。中野はそんな彼女を「常識的には絶対に会うべきではない人に出会い、心を通わせていくという難役を、憂いを帯びた繊細な表情と大胆かつ無垢な心模様で、見事に演じてくれたと思っています」と称賛。「演出していて、とても楽しかったし、何より、嬉しかったです。俳優・早瀬憩の真髄を撮れたと思っています」とも語った。
「私はあなたを知らない、」は2026年晩夏に全国公開。フランスのPyramide Productionsと共同で製作され、すでにフランスでの配給も決定している。
早瀬憩 コメント
オーディションを受けてから日に日に朝子に対する思いが強くなっていき、役を掴み取りたい!と心から思っていました。
結果が出るまでの毎日は、この作品のことで頭がいっぱいで…。
合格の知らせを聞いた時は、喜びと安堵の気持ちと同時に、複雑で難しいテーマだからこそ、自分にとって大きな挑戦になるなと感じました。
初めて台本を読んだ時、朝子の心情を理解することがとても難しかったです。中野監督と話し合いをしたり、主演の坂口健太郎さん、共演者の皆さんと撮影を重ねていく中で、その時代の朝子の心情に近づいていった気がします。たくさんの心の葛藤がある中で、多くの愛をもらった朝子のその先が幸せであって欲しいと思いました。
中野監督は、私がまだ持っていなかった感情や新しい表現を引き出してくれました。時にユーモアもあり、愛に溢れた撮影現場でした。朝子と共に私自身も作品の中で成長できていたら、と思います。
撮影中は、中野組の皆さんと作品に対して感想を伝え合ったり、考察をしたり作品についてたくさんディスカッションをしていたので、この映画を観ていただいた皆さんの感想が、今から楽しみです。
中野量太 コメント
常識的には絶対に会うべきではない人に出会い、心を通わせていくという難役を、
憂いを帯びた繊細な表情と大胆かつ無垢な心模様で、見事に演じてくれたと思っています。
オーディションの時から、早瀬さんには、貪欲に役に近づこうとする強い意志を感じていました。
現場では、柔らかでありながら、全身全霊で役に向き合い、最後、崩れ落ちるようにクランクアップしたあの姿は、今でも忘れられません。
演出していて、とても楽しかったし、何より、嬉しかったです。
俳優・早瀬憩の真髄を撮れたと思っています。
皆さんに観て欲しい!
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