トッド・ヘインズ「ワンダーストラック」予告解禁、約20年ぶりの来日も決定

「キャロル」のトッド・ヘインズ監督最新作「ワンダーストラック」の予告編が、YouTubeにて公開された。

見失ってしまった大切なものを探すため、ニューヨークへと旅に出る2人の子供を主人公にした本作。1977年のミネソタに住む母親を亡くした少年ベンを音声ありのカラー映像、1927年のニュージャージーに住む聴覚障害を持つ少女ローズをサイレントの白黒映像で交互に捉えていく。

デヴィッド・ボウイの楽曲「スペース・オディティ」が流れる予告編には、ある1冊の本を通して50年の時を超えてつながる2人の姿が切り取られた。なお予告編中盤に流れる子供たちによるカバー曲は、1970年代にラングレー・スクール・ミュージック・プロジェクトの一貫で録音されたものだ。

また本作の公開を記念し、ヘインズが3月に来日することも明らかに。ヘインズは「ベルベット・ゴールドマイン」公開時以来、約20年振りに来日を果たす。

「ワンダーストラック」は4月6日より全国でロードショー。

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