“悪魔のクリエイター”と呼ばれた画家、ヒエロニムス・ボスの世界に迫る記録映画公開

スペイン・プラド美術館が全面協力した、スペイン・フランス合作のドキュメンタリー「El Bosco. El jardin de los suenos」が、「謎の天才画家 ヒエロニムス・ボス」の邦題で公開される。

ブリューゲル、ルーベンス、ダリ、マグリットなど、多くの画家に影響を与え、没後500年を迎えた今も謎に満ち、“悪魔のクリエイター”とも呼ばれた画家ヒエロニムス・ボスの謎に迫る本作。

人物像の詳細はおろか生年月日も不明で、現存する作品は25点のみというボス。本作は、プラド美術館が所蔵する彼の三連祭壇画「快楽の園」をフィーチャーし、エロティックでグロテスクな“天国と地獄”が描かれた奇想天外な世界を分析していく作品となっている。

「ファイティング・シェフ～美食オリンピックへの道～」のホセ・ルイス・ロペス＝リナレスがメガホンを取った「謎の天才画家 ヒエロニムス・ボス」は、12月より東京のシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。