「キミスイ」宣伝で日本1周、浜辺美波&北村匠海へ小栗旬「超キツいと思う、えらい」

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「君の膵臓をたべたい」の初日舞台挨拶が、本日7月28日に東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて開催され、キャストの浜辺美波北村匠海DISH//)、北川景子小栗旬、監督の月川翔が登壇した。

「君の膵臓をたべたい」初日舞台挨拶の様子。

「君の膵臓をたべたい」初日舞台挨拶の様子。

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左から北村匠海、浜辺美波。

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住野よるの小説を映画化した本作は、膵臓の病を抱えた高校生・山内桜良と、彼女の闘病日記を見つけた同級生“僕”を中心とした物語。浜辺が桜良、北村が学生時代の“僕”に扮し、12年後の現在パートでは“僕”を小栗、かつて桜良の親友だった恭子を北川が演じた。

雨が降っていないにも関わらず「お足元の悪い中……」と言ってしまい、小栗旬(右端)から訂正される北村匠海(中央左)。

雨が降っていないにも関わらず「お足元の悪い中……」と言ってしまい、小栗旬(右端)から訂正される北村匠海(中央左)。[拡大]

ダブル主演を務めた浜辺と北村は、緊張気味に「今日は私にとって大切な日になると思います」「この映画が早く世に出ないかと待ち望んできました」と挨拶。またこの日は雨が降っていないにも関わらず、北村が「今日はお足元の悪い中お越しいただき……」と言ってしまったことから、小栗は「匠海くん、今日はそんなにお足元の悪い日ではなかったかな?(笑) そこだけ訂正させてください」とからかって2人を笑顔にする。さらに7月14日公開の「銀魂」に主演している小栗は、「もう2週間経ったので、『銀魂』のほうはちょっと置いといて(笑)。ぜひここからはこちらの映画の応援をしていきたい」とジョークを飛ばした。

左から北村匠海、浜辺美波、小栗旬。

左から北村匠海、浜辺美波、小栗旬。[拡大]

クランクアップからこの日まで、13都市を巡り本作の宣伝キャンペーンに尽力してきた浜辺と北村。総移動距離は約日本1周分の1万1510km、総取材時間は205時間、総取材媒体数は285という膨大な数字が発表されると、観客も息を飲む。その期間を振り返り、浜辺は「この映画と向き合う時間がこれだけ長かったのはうれしい」と、北村は「最後のほうは、永遠に公開されないんじゃないかっていう気持ちになっていました(笑)。でもこれがこの先映画を観てくれる方につながったらいいなと思います」と感想を述べる。北川と小栗も「なかなかこんなにじっくり宣伝をやらせてもらえることもないので、2人にとっていい機会になったんじゃないかな」「すごいと思います。僕は絶対やりたくないです(笑)。205時間って超キツいと思う。えらい」と感心した様子。月川は「まずは感謝。ここ数カ月で2人がものすごく大人になっていると感じて感慨深いです」としみじみ語った。

記録映像を観て目を潤ませる浜辺美波。

記録映像を観て目を潤ませる浜辺美波。[拡大]

北川景子(左)から花束を渡される浜辺美波(右手前)。

北川景子(左)から花束を渡される浜辺美波(右手前)。[拡大]

ここで、約3カ月にわたるキャンペーン活動の記録映像を上映することに。何も知らされていなかった北村は、照れながら「観なくて大丈夫です!(笑)」とこぼす。映画の主題歌であるMr.Childrenの「himawari」とともに、取材を受ける2人の姿や、地方スタッフからのメッセージが流されると、浜辺は目を潤ませて「いろんな気持ちを思い出して胸が熱くなりました」とコメント。「曲がいいから、自分が行ったかのように泣きそうになりました(笑)。本当にお疲れ様でした、よくがんばりましたね」と感想を話す北川は、「素敵な桜良をありがとう」と言って浜辺に花束を渡す。映像を観て「自分のこれからの仕事態度も改めていきたいなと思いました」と笑いを誘った小栗は、本作で2度目の2人1役を演じた北村へ「また匠海くんと同じ役をできてうれしかったです」と花束を贈呈。それを受けて北村は「僕もどんどん俳優としてがんばっていきたい。素敵なキャストの皆さんと、素敵な映画を作っていきたいと心に決めました」と決意を述べた。

小栗旬(右)から花束を渡される北村匠海(左)。

小栗旬(右)から花束を渡される北村匠海(左)。[拡大]

舞台袖で最後までお辞儀していた北村匠海(左)、浜辺美波(右)。

舞台袖で最後までお辞儀していた北村匠海(左)、浜辺美波(右)。[拡大]

最後に北村は、観客に向けて「僕たちは長い時間を経てここに立っていますが、皆さんにとって『君の膵臓をたべたい』は今日がスタート。今後もこの素敵な映画をよろしくお願いします」とアピール。浜辺は「私はこの撮影中も未熟だと感じることが多くて、皆さんに温かく見守っていただき感謝の気持ちでいっぱいです。この作品と出会えたことに感謝しています。つまり何が言いたいのかと言いますと……私はやっぱり“君の膵臓をたべたい”」と本編クライマックスでのセリフを用いて挨拶した。

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(c)2017「君の膵臓をたべたい」製作委員会 (c)住野よる/双葉社

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緋村 月 @himuralight

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