1930年代のハリウッド黄金期を背景にした本作は、主人公ボビーと2人の美女のもつれた恋模様を描くロマンティックコメディ。叔父を頼って映画業界で働き始める主人公ボビーに
到着した写真は、スチュワート扮する下着姿のヴォニーがベッドの上で電話しているものとそのデザイン画、もう1点はボビーとヴォニーが海辺でくつろいでいるシーンのメイキング写真となっている。
べンジンガーは、7回仕事をしているアレンを「素晴らしい人よ。彼は脚本を書くのがとっても速くて私が知る誰よりも働き者。一日中働き、脚本を書くか編集作業をするか、そうでないときはクラリネットを吹いているわ」と称賛。「スケジュールを見たキャストが『1日5シーンもやるなんて無茶よ!』とよく言うけど、ウディは大丈夫なの。彼の頭は一時も休まないし長年の経験で撮るものが明確になっているの。でも女優たちには同情するわ。ブレイク・ライヴリーは台本を手に持ってトレーラーやヘアメイク室まで走って移動していたのよ」と述懐した。
べンジンガーはスチュワートとアイゼンバーグの海辺のシーンをお気に入りに挙げ「ウディもスタッフも砂の上にいて、みんな波を被ってびしょ濡れ。ジェシーに着せていた本物の1930年代のパンツも濡れてしまって、スタッフは大笑いしたわ」と撮影を振り返る。スチュワートとアイゼンバーグとの仕事を「この映画で一番の喜び」と述べ、「ウディはわかってないけど、ほとんどの俳優にとってウディとの仕事はとても緊張するもの。でも、2人はお互い仲が良くて、周りを楽しませる本物のプロだった。一番にセットに現れて、最後にセットを出るような人たちなのよ。どんな監督でも2人と仕事をするのは最高だと思うわ」と語った。
「カフェ・ソサエティ」は5月5日より全国でロードショー。
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