大泉洋、土屋太鳳、向井理が犬童一心によるオムニバスドラマで主演

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犬童一心が監督を務めるオムニバスドラマ「ドラマ・ミステリーズ~カリスマ書店員が選んだ珠玉の一冊~」で大泉洋土屋太鳳向井理が主演を務めることがわかった。

「ドラマ・ミステリーズ~カリスマ書店員が選んだ珠玉の一冊~」より、左から大泉洋、土屋太鳳、向井理。

「ドラマ・ミステリーズ~カリスマ書店員が選んだ珠玉の一冊~」より、左から大泉洋、土屋太鳳、向井理。

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3話構成の本作は、それぞれ異なる短編ミステリー小説が原作。大泉は小池真理子が執筆した「妻の女友達」、土屋は北山猛邦による「恋煩い」、向井は今邑彩の「情けは人の…」をもとにしたドラマに主演する。

妻と子供を愛する平凡な男でありながら、大学の同期生との再会によって殺人者になってしまう広中肇を演じる大泉は「自分が今までやってこなかった役柄や、シーンを演じられることに喜びを感じました」とコメント。共演者の高岡早紀と戸田菜穂の印象について「今回共演させていただいた戸田さんは普段も役の上でも、とても優しくて母性にあふれていて、理想の奥さんでした。高岡さんは役の上では高飛車で嫌な女性でしたが、実際はとても親しみやすく、現場を明るくしてくれる方でした」と述懐している。

自分の恋人に不信感を抱くアクセサリーショップの店員・蔵元亜希に扮する土屋は、脚本について「今まで出会ったことのない、つかみどころの無さに、まるで“霧”のような物語だと感じました」と振り返る。店を訪れた男と誘拐を企てるバーテンダー・北川健史役の向井は「始まりは不穏なストーリーですが、最後まで見ていただけたら、少し優しい気持ちになれる作品です。どうぞご期待ください」と作品をアピールする。

「ドラマ・ミステリーズ~カリスマ書店員が選んだ珠玉の一冊~」は、4月22日にフジテレビ系にて放送される。

ドラマ・ミステリーズ~カリスマ書店員が選んだ珠玉の一冊~

フジテレビ系 2017年4月22日(土)21:00~23:10

大泉洋 コメント

自分が今までやってこなかった役柄や、シーンを演じられることに喜びを感じました。肇の気持ちをすんなり理解するのは難しかったですが、演じていてとても楽しかったです。また、犬童監督はとても細かく演出してくださる方でしたので、安心して演じることができました。肇がいかに妻を愛しているか、周囲に対してどういう風に接する男なのかなど、緻密に話し合って撮影に臨みました。今回共演させていただいた戸田さんは普段も役の上でも、とても優しくて母性にあふれていて、理想の奥さんでした。高岡さんは役の上では高飛車で嫌な女性でしたが、実際はとても親しみやすく、現場を明るくしてくれる方でした。広中肇という少し、いや、かなり変わった男の話ですが、肇がたどる数奇な運命を是非お楽しみください。ドラマのラストには“驚き”が待っています!

土屋太鳳 コメント

脚本を読んだ印象

あまりにも哀しい話だと思いました。悲しいのではなく、哀しい……。誰が悪いわけでもなく、何がきっかけというわけでもなく、いつ、誰がどうすれば、こうならずに済んだのかさえ分からない。運命という言葉が当てはまるのかもしれないですが、それも違う気がする……。今まで出会ったことのない、つかみどころの無さに、まるで“霧”のような物語だと感じました。

役作りに関して

3人(亜希、透子、駿)の関係性をしっかりと描きたいというお話を、最初にしてくださいました。「未来に何が起きたとしても、この3人のキラキラした思い出は変わらない。そのことだけは意識してほしい」という監督の言葉を胸に演じました。

恋にまつわる都市伝説について

あまり珍しい話ではありませんが、特定の公園や島など、そこにカップルで行くと結ばれないという話を聞いたことがあって、信じるというよりは“じゃあ自分に好きな人ができたら、そこに一緒に行くのは、やめておこう!”と思ったことはあります。

自身の中でのおまじないについて

おまじないではないのですが、大切なことに臨む前にストレッチをしながら深呼吸をします。また、仕事の際にいつも身につけている指輪2つは、ある意味おまじないかもしれないです。

“おまじないバカ”の亜希に対して“○○バカ”と言えるぐらい熱中しているものは

“筋トレバカ”か、“スーパーバカ”でしょうか……。“スーパーバカ”のスーパーは、「超」の意味ではなくスーパーマーケットのスーパーです。生鮮食料品売り場が特に好きで、うろうろしていると幸せを感じます。

視聴者へのメッセージ

“友情”という感情に不安を感じたことのない人は、きっといないと思うのです。今この瞬間も、SNSの些細な一言や教室の何気ない一瞬に、自分は友達と本当につながることができているのだろうか、本当は孤独なのではないかと感じている人は、たくさんいるのではないでしょうか。その不安を埋めるため、人はいろいろなことを試します。おまじないだったり、あるいは見て見ぬふりだったり。“恋煩い”は、そんな日常がたどりついてしまう哀しい物語です。苦しさと共に演じました。何かを感じていただけたら幸いです。

向井理 コメント

最初に脚本を読んだ時は思わぬ展開に驚きましたが、終わり方がスッキリしていたのでよかったです。健史という、どこにでもいるような人物が事件に巻き込まれていくというストーリーなので、細かい話はあまりせず、犬童監督には自分の思ったままにやらせていただきました。また、バーテンダー役を演じさせていただきましたが、とても懐かしかったです。実生活でも長くやっていましたので、やりづらいなどはなく、もっとやっていたかったぐらいです。始まりは不穏なストーリーですが、最後まで見ていただけたら、少し優しい気持ちになれる作品です。どうぞご期待ください。

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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u

“大泉は小池真理子が執筆した「妻の女友達」、土屋は北山猛邦による「恋煩い」、向井は今邑彩の「情けは人の…」をもとにしたドラマに主演”/大泉洋、土屋太鳳、向井理が犬童一心によるオムニバスドラマで主演 - 映画ナタリー https://t.co/rOZAxShh20

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