チャン・チェンがデビュー作引っさげ来日、妻夫木聡「次は映画の現場で会いたい」

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本日3月14日、「クーリンチェ少年殺人事件」の舞台挨拶が東京・角川シネマ有楽町で行われ、キャストのチャン・チェン、プロデューサーのユー・ウェイエンが出席した。

「クーリンチェ少年殺人事件」舞台挨拶の様子。左からプロデューサーのユー・ウェイエン、主演のチャン・チェン、ゲストの妻夫木聡。

「クーリンチェ少年殺人事件」舞台挨拶の様子。左からプロデューサーのユー・ウェイエン、主演のチャン・チェン、ゲストの妻夫木聡。

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エドワード・ヤンが1991年に発表した本作は、1960年代の台湾・台北を舞台に少年たちの無軌道な青春とやがて訪れる悲劇を描いたもの。同作でデビューしたチャン・チェンは主人公スーを演じた。

チャン・チェン

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2017年は、エドワード・ヤンの没後10年にあたる。チャン・チェンは「僕にとっては特別な存在」と彼について語り、「『クーリンチェ少年殺人事件』がなければ、僕はこの仕事に就かなかったと思います」としみじみ。劇中に登場するスーの父と兄はチャン・チェン自身の家族が演じたそうで、「演技が何かを知らなかった時期なので、困惑するところがありました」と撮影時を振り返りながらも「実は母も顔を出しているんです。1つの作品の中に自分たちの姿を留められたことは得がたい経験だったなと思います」と懐かしそうに話した。

妻夫木聡(右)と握手をするチャン・チェン(左)。

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妻夫木聡

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イベント中盤には、チャン・チェンと親交のある妻夫木聡がサプライズ登場した。妻夫木は「思春期の危うさを感じさせてくれるし、独特な力を持った映画」と本作の感想を述べる。さらに妻夫木は「本当にいい人なんですよ! 『春の雪』の現場に見学にいらしたことがあったのですが、すごくフレンドリーで。彼は日本語をいっぱい勉強されているので、僕はそれに甘えていつも日本語で話しています(笑)」とチャン・チェンの人柄を絶賛し、「次は映画の現場で会いたい」とラブコールを送った。

左からチャン・チェン、妻夫木聡。

左からチャン・チェン、妻夫木聡。[拡大]

続いて「僕もおみやげを用意してきたんです。(第40回日本アカデミー賞)最優秀助演男優賞のお祝いに」と話すチャン・チェンから妻夫木へ、ジョーズ柄の水着が手渡される。「(ジョーズ柄の)ラッキーパンツをお持ちだというのをインターネットで拝見したので……」とはにかむチャン・チェンに、妻夫木は「『ウォーターボーイズ2』をやれって言われたのかと思った!」と驚きながらも顔をほころばせていた。

また、この場への登壇が叶わなかった永瀬正敏から、チャン・チェンとユー・ウェイエンへ花束が届けられる場面も。チャン・チェンは「またもう1度機会があるといいなと思います」と日本のファンとの再会を望み、ユー・ウェイエンは「ヤンさん、君が亡くなって10年になったね。君が僕らをまだ引っ張っていってくれると思うし、引っ張っていってほしいと思います」とエドワード・ヤンに語りかけてイベントを締めくくった。

「クーリンチェ少年殺人事件」は東京・角川シネマ有楽町ほかで上映中。

※作品タイトルは「クー嶺街少年殺人事件」(クーは牛偏に古)が正式表記

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