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李相日が「クーリンチェ少年殺人事件」を語る、「4時間はあっという間」

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李相日

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「怒り」などで知られる監督の李相日が、「クーリンチェ少年殺人事件」リマスター版に寄せた応援コメント動画がYouTubeにて公開された。

エドワード・ヤンが1991年に発表した本作の舞台は、1960年代の台湾・台北。実際に起きた事件をもとに、少年たちの無軌道な青春とやがて訪れる悲劇を描く。主人公の少年スーに扮するのは、「ブエノスアイレス」「黒衣の刺客」のチャン・チェン。今回上映されるのは、4Kレストアデジタルリマスターが施された3時間56分のバージョンとなる。

約7分の映像で李は、「クーリンチェ少年殺人事件」が、自身の監督作「悪人」「怒り」の原作者・吉田修一と意気投合したきっかけになったことを明かす。さらに本作について「語っていないのに伝わってくるという静けさが、クリント・イーストウッドの『許されざる者』と近い空気感を感じました」と自身もリメイクした映画と比較して語る。そして「個々の人間を描きながら、同時にその人間が生きている社会、世界を描いている。これだけ広い世界を見せてくれる映画もなかなかない。4時間はあっという間」と称賛のコメントを寄せた。

「クーリンチェ少年殺人事件」は、3月11日より東京・角川シネマ有楽町、3月18日より東京・新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー。

※作品タイトルは「クー嶺街少年殺人事件」(クーは牛偏に古)が正式表記

(c)1991 Kailidoscope

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