古川雄輝がドラマ「僕だけがいない街」で主演、Netflixで今冬配信

三部けいのマンガ「僕だけがいない街」がNetflixでドラマ化され、古川雄輝が主演を務めることがわかった。

本作は、時間が巻き戻る現象“リバイバル”に悩まされる主人公・藤沼悟が、母親が殺害された事件と18年前の連続児童誘拐殺人事件の真相に迫っていくサスペンス。2016年にフジテレビのノイタミナ枠でテレビアニメ化、藤原竜也と有村架純の共演で実写映画化されたが、原作完結後の映像化は今回が初めてとなる。

悟役に起用された古川は、役の年齢と同じく現在29歳。「口数が少なく無気力だった悟が、リバイバルを繰り返すことによって憧れていた『ヒーロー』、気力に満ちた自分に成長していく姿を見せられるように頑張ります」と意気込んでいる。また悟のバイト仲間・片桐愛梨役で「でーれーガールズ」の優希美青、悟の小学生時代の同級生・小林賢也役で舞台「花より男子 The Musical」の白洲迅が参加。悟の子供時代を「ミュージカル『黒執事』～NOAH'S ARK CIRCUS～」の内川蓮生、連続児童誘拐殺人事件に巻き込まれる雛月加代を「彼らが本気で編むときは、」の柿原りんかが演じ、そのほか雛月明美役で江口のりこ、澤田真役で眞島秀和、八代学役で戸次重幸、藤沼佐知子役で黒谷友香が出演する。

撮影は原作と同じ舞台の北海道・苫小牧で開始された。「L－エル－」でも古川と組んだ監督の下山天は「真冬の北海道での4K撮影が続いています。日米のスタッフが満場一致で選んだ主人公・悟を演じる古川雄輝さん、他のキャストの皆さん、下山組スタッフとが一丸となって、主人公のように『未来を変える』全世界に向けたジャパンオリジナルのドラマを目指します」と話している。

ドラマ「僕だけがいない街」は、2017年冬よりNetflixにて世界190カ国で配信開始。