マーティン・スコセッシ「沈黙」特別映像、メイキングやインタビューを収録

マーティン・スコセッシがメガホンを取った「沈黙－サイレンス－」の特別映像がYouTubeにて公開された。

遠藤周作の小説を映画化した本作は、キリシタン弾圧が激しさを増す17世紀の日本を舞台にしたヒューマンドラマ。メイキング風景などが収められた特別映像の中で、スコセッシは原作への強い思い入れに触れ「遠藤周作さんの作品や、彼のような偉大な作家、思想家を生んだ日本文化に対して恥ずかしくない映画になっていることを心から願っています」とコメントしている。

映像には主演のアンドリュー・ガーフィールドをはじめリーアム・ニーソン、アダム・ドライバー、窪塚洋介、浅野忠信、塚本晋也といったキャスト陣も登場。ガーフィールドは「この映画のすごいところは、あらゆる人が正しく、あらゆる人が間違っていることだ。それに道は1つではない。答えは1つではない」と作品を説明する。一方、窪塚は「自分の持っている力のすべてをぶつけることのできる相手であって、現場だった」とスコセッシとの仕事を振り返る。

「沈黙－サイレンス－」は1月21日より全国ロードショー。なお公開にあわせスコセッシが来日し、本日1月16日に記者会見、17日にはジャパンプレミアに登壇する。