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「仲代達矢84歳、Twitterはじめました」、主演作「海辺のリア」公開記念し開設

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「海辺のリア」

「海辺のリア」

仲代達矢が主演を務める「海辺のリア」が6月より東京・テアトル新宿ほか全国にて公開される。

「春との旅」「日本の悲劇」でも仲代とタッグを組んだ小林政広が監督と脚本を担当した本作は、かつてスター俳優だった桑畑兆吉を主人公にしたヒューマンドラマ。認知症の疑いがあり、娘夫婦に遺書を書かされたうえに高級老人ホームへと送り込まれた兆吉が、施設から抜け出し海辺をさまよい歩く中で妻とは別の女に産ませた娘・伸子と突然の再会を果たす。仲代が兆吉を、黒木華が伸子を演じるほか、原田美枝子阿部寛小林薫らが出演に名を連ねる。

現在YouTubeにて公開中の特報では、シルクのパジャマの上からコートを羽織った兆吉が、海辺を歩き回るさまがコミカルに切り取られている。仲代は本作について「お気づきかと思いますが、この作品は『仲代達矢のドキュメンタリー』とも言えるかもしれません。実際、シナリオを読んだ瞬間、『ああ、遭遇してしまった。今だからこそできる作品に…』と思いました。素敵な共演者にも刺激を受けながら撮影でき、今までにない作品になりました」とコメントしている。

なお仲代は、本作の公開を記念し、期間限定でTwitterを開設。「仲代達矢84歳、ツイッターはじめました。」というアカウント名で、宣伝スタッフとともにツイートを行っている。加えて日本映画専門チャンネルにて2月より5カ月連続で仲代の特集放送が展開される。

仲代達矢 コメント

往年のスター・桑畑兆吉が、人生の最後を自由に楽しむ、そんな映画です。
それは、絶望ではなく希望。約束事など一切なしに、気持ちのままに放浪する、そんな姿は、少し滑稽でもありますが、頼もしさも感じられます。
人は誰でも「変わらないもの」を持っています。兆吉にとって、それは「演じること」。役者の魂を解き放つかのように、リア王の台詞を滔々と述べるクライマックスには、そんな想いが込められています。
お気づきかと思いますが、この作品は「仲代達矢のドキュメンタリー」とも言えるかもしれません。実際、シナリオを読んだ瞬間、「ああ、遭遇してしまった。今だからこそできる作品に…」と思いました。素敵な共演者にも刺激を受けながら撮影でき、今までにない作品になりました。
小林監督の描く、人間の光と影、納得できる終末…人間の生き方を皆さまも想像していただけたらと思います。
是非、劇場でご覧ください。

(c)「海辺のリア」製作委員会

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