星野源×湯浅政明「夜は短し歩けよ乙女」劇場アニメ化、「四畳半」メンバー再集結

森見登美彦による小説「夜は短し歩けよ乙女」が劇場アニメーション化され、主演を星野源、監督を湯浅政明が務めることが明らかになった。

サイエンス SARUが制作する本作は、京都を舞台に大学のクラブの後輩“黒髪の乙女”に思いを寄せる主人公“先輩”の恋心を描いた青春恋愛劇。冴えない大学生の先輩に星野源が声を当て、湯浅が監督したテレビアニメ「四畳半神話大系」と同様に脚本を上田誠（ヨーロッパ企画）、キャラクター原案を中村佑介、主題歌をASIAN KUNG-FU GENERATIONが担当する。

湯浅を敬愛していたという星野は「湯浅政明監督からある日、直筆の手紙が送られてきました。お会いしたこともないのになぜ？と思いながら封を開けると『星野源さんに主人公を演じていただけたら、絶対に面白い作品になります』と直筆にてオファーの言葉がありました」と振り返る。湯浅は「映画はタイトル通り、乙女が一晩歩き続けながら進行します！ 森見先生が構想しながら使わなかったアイディアも実現！ 以前読んだ時は気づかなかった、思わぬキャラクターの関係も読み解きました！」とファンの期待を煽るコメントをしている。

なおYouTubeにて公開された特報映像には、黒髪の乙女の目に留まるべく“ナカメ作戦”を展開する先輩の姿とともに、カラフルで幻想的な京都の町並み、個性豊かな面々に取り囲まれた先輩の日常が切り取られている。

「夜は短し歩けよ乙女」は4月7日より全国ロードショー。

※動画は現在非公開です。

星野源 コメント

湯浅政明監督からある日、直筆の手紙が送られてきました。お会いしたこともないのになぜ？と思いながら封を開けると「星野源さんに主人公を演じていただけたら、絶対に面白い作品になります」と直筆にてオファーの言葉がありました。映画「マインド・ゲーム」を観た12年前のあの日から人知れず湯浅監督作品を敬愛していた私は、お断りする選択肢が浮かびませんでした。
“先輩”役、とても楽しみです。何卒よろしくお願いします。

湯浅政明 コメント

森見登美彦先生の御長女「夜は短し歩けよ乙女」待望のアニメ映画化です！
「四畳半神話大系」のスタッフが再び集結して張り切って制作いたしました！ 映画はタイトル通り、乙女が一晩歩き続けながら進行します！ 森見先生が構想しながら使わなかったアイディアも実現！ 以前読んだ時は気づかなかった、思わぬキャラクターの関係も読み解きました！
先輩の声を、なんと星野源さんが担当という事も皆が張り切る理由に!!
面白いこと請けあいなので、ぜひ劇場でご覧になってください!!

森見登美彦 コメント

これまでの長い紆余曲折を振り返れば感無量。
湯浅監督をはじめ関係各位のご尽力に深く感謝しつつ、
「黒髪の乙女」と銀幕で出会える日を楽しみにしております。