最新作「
生涯功労金獅子賞は、同映画祭が映画に対して貢献した人物に授与するもの。映画祭ディレクターのアルベルト・バルバラは「イエジー・スコリモフスキは、1960年代のヌーヴェルヴァーグ期に生まれた現代映画の、代表的な主導者の1人だ。彼とロマン・ポランスキーは、その時代のポーランド映画の刷新にもっとも貢献した人物である」とその功績をたたえた。またスコリモフスキが亡命後、祖国に戻ってから手がけた2作と最新作「イレブン・ミニッツ」について、「常に新しいフィールドを開拓していく、衰え知らずの驚くべき力を提示しており、それは現在の映画界のもっとも闘争的で独創的な映画監督たちの中に彼を位置付ける」とコメントしている。
なお本年度よりこの賞は、映画監督あるいは映画製作に関わる人物に加え、俳優へも贈られることに。スコリモフスキとともに、「勝手にしやがれ」の
この発表にあわせ、「イレブン・ミニッツ」の日本版予告編もYouTubeにて公開。映像では、見栄っ張りな映画監督、野心を秘めた女優、思い込みの激しい女優の夫、ホットドッグ屋の主人、犬を連れた女といった本作の登場人物が順に紹介され、その不可解な行動が語られていく。本編では彼らの午後5時から5時11分までの物語を、綿密に交差させて描いている。8月20日より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次ロードショー。
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- 「イレブン・ミニッツ」公式サイト
- 「イレブン・ミニッツ」予告編
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