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伊藤沙莉と須賀健太が「下衆の愛」監督の新作で共演、地方でもがく少年少女の物語

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「獣道」キャストの伊藤沙莉(左)、須賀健太(右)。

「獣道」キャストの伊藤沙莉(左)、須賀健太(右)。

「下衆の愛」が現在公開中の内田英治による監督最新作「獣道」が日本、ドイツ、イギリスの3カ国共同で製作されることが明らかになった。

内田が実話をベースに脚本を執筆した「獣道」は、日本の地方都市が舞台のブラックコメディ。宗教施設、ヤンキーの一家、中流家庭などを渡り歩く少女・愛衣と、彼女に恋する少年・亮太が閉塞感の中でもがく姿を描き出す。風俗の世界にまで身を落とす愛衣をドラマ「その『おこだわり』、私にもくれよ!!」の伊藤沙莉、半グレ集団の中に自身の居場所を見出していく亮太を「スイートプールサイド」の須賀健太が演じる。

アピチャッポン・ウィーラセタクンの監督作「光りの墓」などを配給してきたドイツの映画会社ラピッド・アイ・ムービーズ、「下衆の愛」でプロデューサーを務めたアダム・トレルが率いるイギリスの映画会社サードウィンドウフィルムズなどが製作する本作。ラピッド・アイ・ムービーズの代表であるステファン・ホールは「我々は常にオリジナリティあふれる作品を製作&配給することに注力しており、自国での配給の成功だけではなく海外の映画祭出品なども目指して、内田監督の作り出す独特の世界を世に出していきたいと思います」と意気込みを述べている。

なお4月21日、テアトル新宿にて「下衆の愛」の上映回に伊藤と須賀がスペシャルゲストとして登壇することが決定。ほかの登壇者とともにクランクイン前の作品について語る。

「獣道」は5月に撮影が行われ、2017年に公開予定。

ステファン・ホール コメント

我々は、内田監督の最新作にサードウィンドウフィルムズと共同で製作に参加できること、大変うれしく思っています。内田監督は、過去の作品からもわかるようにとても斬新な作風で、才能あふれる監督 / 脚本家であり、また登場人物をイキイキと描くストーリーテラーでもあります。サードウィンドウフィルムズとタッグを組むことは楽しみであり、日本映画に対する愛情を共有しています。我々は常にオリジナリティあふれる作品を製作&配給することに注力しており、自国での配給の成功だけではなく海外の映画祭出品なども目指して、内田監督の作り出す独特の世界を世に出していきたいと思います。

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