テレビアニメ「
土屋はアフレコの感想を聞かれると、「悟として生きる時間は私にとってあまりに大きな挑戦。今は緊張で透明になりそうです……! アニメは命を吹き込んでいるような感覚。皆さんの声が見えるような感じがするんです」と緊張の面持ちに。また、アニメの1、2話を視聴して「秘めた熱量を感じるとともに、自分の課題を厳しく実感しました」と正直な気持ちを口にする。満島は、悟というキャラクターについて「僕は悟とはちょっと違うテイストの身体つきなので、実写だったら演じる機会はなかったと思うんです。だからこそアニメの悟は、(イメージの違う自分が演じることで)1人の人間としてもっと深くなってくるだろうなと考えていて、そこに太鳳ちゃんも加わる。みんながいろいろイメージできる悟になればいいなと思っています」と意気込んだ。
赤崎は俳優陣とのアフレコについて「満島さんは悟が転ぶシーンでは実際にマイク前で転んでいたりして、体とお芝居がリンクしているなと思う部分がたくさんありました。普段の現場の雰囲気とも違って刺激的です」と振り返る。監督を務めた伊藤からは、本作ではモノローグを除き、1人でしゃべる形でのアフレコをなるべく避けているとの説明が。その意図について、伊藤は「役者さんは掛け合いの芝居が真骨頂だと思うので。会話のシーンは必ず相手の声優さんと一緒に収録しないと、本領が発揮できないんじゃないかなって」と述べた。
イベントでは作品の内容にちなみ、「もしリバイバルするならいつがいい?」という質問も。土屋は「赤ちゃんのときですね。よく泣く子だったので、『大人になったら声の仕事をするから、あんまり泣かないほうがいいよ!』って伝えたい」、満島は「母親のお腹の中。記憶のなかった時期に今の感覚のまま戻りたい」と回答。最後に土屋から「アニメだからこそのリアルな表現で描かれているので、心が潰れそうになる場面もありますが、その中で魂の温かさというものを感じていただける作品です。キャリアも基礎もない私が声を担当するのは責任重大ですが、観てくださる方々に鍛えていただきたい、パワーをいただきたいです!」と意気込みが語られ、イベントは幕を閉じた。
テレビアニメ「僕だけがいない街」は、明日1月7日よりフジテレビ系で放送開始。なお、藤原竜也、有村架純らが出演する実写映画版も制作され、3月19日に全国で封切られる。
テレビアニメ「僕だけがいない街」
フジテレビ 2016年1月7日(木)スタート 毎週木曜 24:55~
※初回のみ25:50~
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- TVアニメ「僕だけがいない街」公式サイト
- 映画「僕だけがいない街」公式サイト
- アニメ「僕だけがいない街」第1弾PV
- アニメ「僕だけがいない街」第2弾PV
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