ある家族の記録「ライフテープ」伊藤亜和、小森はるか、Rachel、福山潤ら8名が推薦

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「追い風」「夢半ば」の安楽涼による初のドキュメンタリー映画「ライフテープ」の予告編がYouTubeで解禁。文筆家の伊藤亜和、映像作家の小森はるか、ラッパーのRachel、声優の福山潤ら8名による推薦コメントも到着した。

「ライフテープ」場面写真

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実人生で直面した出来事を映画に昇華させてきた安楽が、子供が生まれたばかりの親友の家族を記録した本作。隆一と朱香の夫婦には、珀久(はく)が生まれたばかり。珀久は銅の欠乏によりさまざまな健康問題が生じる、約12万人に1人という指定難病「メンケス病」を抱えている。家族が孤独と不安を抱えながら日常を紡ぐ中、珀久の喉の切開手術という大きな決断のときを迎えようとしていた。

「ライフテープ」ポスタービジュアル

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伊藤は「生まれてきたことに意味なんてないけれど、生まれてきた限り、命は必ず意味を得るのだと思う。風に揺らぐ花びらを手のひらで包むように守られ、人生は続く。時間は残酷で、美しさに尽きない」とコメント。「息の跡」「空に聞く」などのドキュメンタリー作品で知られる小森は「なぜドキュメンタリーを観たいと思うのか。『ライフテープ』は軽やかに教えてくれる」と推薦する。

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chelmicoの活動休止を発表したばかりのRachelは「込み上げてくる感情は予想していたものと違った。かっこいい家族! 記録を残してくれて、映画にしてくれて、ありがとうございます」とつづる。隆一とアーティスト活動を通して親交のある福山は「前を向いて愛を体現しながら笑顔を向け合う家族が、この『ライフテープ』には記されています。家族の記録、命の記録、愛の記録を多くの方に観ていただけたら幸いです」と呼びかけた。

東風が配給する映画「ライフテープ」は、3月28日より東京・ユーロスペースほか全国で順次公開。映画研究者の三浦哲哉、ラッパーのダースレイダー、音楽ライターの渡辺志保、文筆家の岡田悠によるコメントも以下の通り。

伊藤亜和(文筆家)コメント

生まれてきたことに意味なんてないけれど、生まれてきた限り、命は必ず意味を得るのだと思う。
風に揺らぐ花びらを手のひらで包むように守られ、人生は続く。時間は残酷で、美しさに尽きない。

小森はるか(映像作家)コメント

かすかな希望を信じ続ける日常であったとしても、
三人が一緒にいて、笑って、お互いを見つめ合っている時間は、本当に輝いている。
いま残さなければと、駆り立てられた安楽監督の思いは、その輝きにちゃんと間に合っている。
三人と過ごす猫や友人たちも深刻な顔をしていないように、
この映画を観てる私たちの表情も柔らかくなっているだろう。
なぜドキュメンタリーを観たいと思うのか。「ライフテープ」は軽やかに教えてくれる。

Rachel(ラッパー / ohayoumadayarou / DJ 牡蠣姫)コメント

悲しくなるかもしれないと覚悟をしていたのだけど驚いた。あんな熱いハイタッチ、観たことある? 込み上げてくる感情は予想していたものと違った。かっこいい家族! 記録を残してくれて、映画にしてくれて、ありがとうございます。

福山潤(声優)コメント

隆一くんと朱香さんの結婚式で初めて珀久くんのことを知った。
メンケス病のことも。
そこに至るまで、そこからの三人の生活を僕は知らなかった。
葛藤して、哀しみにくれて、誰にも話せなくて、それでも支え合って、前を向いて愛を体現しながら笑顔を向け合う家族が、この「ライフテープ」には記されています。
家族の記録、命の記録、愛の記録を多くの方に観ていただけたら幸いです。

三浦哲哉(青山学院大学教授 / 映画研究・評論)コメント

こんなにも雄弁で切実な“声の映画”があっただろうか。
病のため唾液を飲み込む力を持たない珀久君は、多ければ数分おきに吸引を受け続ける。
珀久くんの無垢なかすれ声から、両親は数え切れない感情と意味を読み取る。
訴え、笑い、喜び、約束……。
声を途切れさせてはならない。
この使命を引き受けた家族の日々の営みにじっと耳を傾けることは、
生の尊さを一瞬一瞬学び直す体験であるように思えた。
終盤に起こる、声のドラマの変化に落涙した。

ダースレイダー(ラッパー)コメント

珀久くんはよく笑う。
人と人が一緒に生きるとはどういうことなのか? 隆一さん、朱香さん、珀久くんが一緒に笑ってるとき、そこに現れる幸福な瞬間。
こういう瞬間のために人は一緒に暮らし、社会を作ってきたのだろう。しかし隆一さんはいいラッパーだ!

渡辺志保(音楽ライター)コメント

テープのリールに刻まれるある家族の日常。きっと鉛のように重く感じられる瞬間もあるのだろうが、映像に映し出される三人の足取りは実に軽やかだ。
常に笑顔を見せながら成長する珀久くんの様子を見ると、彼は彼の”ライフ”をしっかりと歩んでいるんだ、ということを痛感する。
母として、父として、子供の命を守り育てるということはどういうことなのかを改めて考えさせられた。
また、「ライフテープ」の家族のように記録されなくとも、同じように子どもの命を守りながら闘っている家庭も多くあるのだろうということにも気付かされる。
RYUICHIさんのリリック、「走れよ、俺」が頭から離れない。

岡田悠(文筆家)コメント

クールで愉快で最高な家族が、ときにイェイイェイイェイと踊るように、ときに祈るように日々を過ごす。
カメラは彼らの友人そのものとして、そばで見守って記録を続ける。こんなふうに撮られた映画を、あまり知らない。

映画「ライフテープ」予告編

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©『ライフテープ』製作委員会

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文筆家の伊藤亜和、映像作家の小森はるか、ラッパーのRachel、声優の福山潤ら8名が推薦

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