土屋太鳳と満島真之介、アニメ「僕だけがいない街」で声優初挑戦＆2人1役

1月7日よりフジテレビのノイタミナ枠で放送されるテレビアニメ「僕だけがいない街」に、土屋太鳳と満島真之介が声優として参加することがわかった。

三部けいのコミック「僕だけがいない街」は、時空移動を題材にしたミステリー。同じ時間を何度も繰り返す特殊現象“リバイバル”に巻き込まれた主人公・藤沼悟が、過去と現在を行き来しながら18年前に起きた児童連続誘拐事件の謎に迫る。藤原竜也と有村架純の共演による実写映画版も制作され、2016年3月19日に全国で封切られる。

「ソードアート・オンライン」シリーズの伊藤智彦が監督を務めたテレビアニメ版では、土屋が小学生の悟を、満島が29歳の悟を演じることに。声優初挑戦の2人だが、伊藤いわく、少年らしさを感じさせる土屋の声と落ち着きながらもどこか影を感じさせる満島の声が役にぴったりだったという。土屋は「悟のように全力で、あきらめず食らいついていきたいと思います」と意気込み、また満島は「日常の中で、ふと舞い降りる記憶の糸を、現在の自分が新たに紡いでいくような作品です」とコメントしている。

土屋太鳳 コメント

原作を読み終わった時、私は立ち直れませんでした。人の心に巣食う闇があまりにも深くて重い。でもその闇の中に、懐かしい体温のある優しい光が、必死に瞬いてるようにも感じました。この物語で描かれるたくさんのことは、残酷で哀しく、許されることではありません。だからこそ真摯に向き合い、誠実に演じたいと思います。
アニメの声を担当するということは本当に重大なことだと思います。嬉しいと同時にとても緊張しています。今は二次元の世界で生きる悟を追いかけようと必死ですが、背中はあまりにも遠く、焦るばかりです。ですが必要なテクニックなどを教えていただきながら、悟のように全力で、あきらめず食らいついていきたいと思います。

満島真之介 コメント

オファーを頂いたときは、率直にうれしかったです。声だけで表現する世界にとても興味があるので、ワクワクしています。
原作を読ませて頂き、何の変哲もないどこにでもいるような青年を主人公に、ここまで繊細な愛情溢れるサスペンス作品を造る三部先生に驚かされました。「あのとき違う選択をしていたら、自分の人生どうなっていたんだろう」という誰もが感じたことのあるであろう感覚が、彼を大きく動かすことになります。日常の中で、ふと舞い降りる記憶の糸を、現在の自分が新たに紡いでいくような作品です。
素敵なスタッフ、共演者の方々と共に力を合わせて、皆さんの心に響く作品を届けたいと思います。

テレビアニメ「僕だけがいない街」

フジテレビ系 2016年1月7日（木）スタート 毎週木曜

キャスト

土屋太鳳 / 満島真之介 / 悠木碧 / 赤崎千夏 / 大地葉 / 鬼頭明里 / 七瀬彩夏 / 菊池幸利 / 水島大宙 / 高山みなみ / 宮本充

スタッフ

原作：三部けい
監督：伊藤智彦
音楽：梶浦由記
キャラクターデザイン：佐々木啓悟
アニメーション制作：A-1 Pictures