広末涼子がハワイ国際映画祭にてキャリア功労賞に輝く、日本人女優初の快挙

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ハワイ・ホノルルで開催中の第35回ハワイ国際映画祭にて、広末涼子がキャリア功労賞を受賞した。日本人女優の受賞は今回が初となる。

広末涼子

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過去の受賞者には渡辺謙や役所広司、サミュエル・L・ジャクソンら錚々たる顔ぶれが並ぶ同賞。広末は、現地時間11月15日に行われた授賞式で「この場にこうして立てることをうれしく思っています。とても興奮していて幸せな気持ちです。ありがとうございます!」と英語で挨拶した。

第35回ハワイ国際映画祭の授賞式の様子。

第35回ハワイ国際映画祭の授賞式の様子。[拡大]

2008年の同映画祭で観客賞に輝いた「おくりびと」に出演している広末は「この映画祭は、私は初めて出席させていただきますが、とても思い出深いものがあります。皆さまご存知の方もいるかと思いますが、『おくりびと』は、ハワイ国際映画祭ではじめて評価(賞)をいただいて、世界に羽ばたきました」と振り返る。続けて「アカデミー賞でノミネートされただけではなく、オスカー像を手にさせていただいて、本当に自分にとってはこの映画祭は思い出深く、すごく幸運なイメージのある場所です」と述べ、感慨もひとしおの様子。

「はなちゃんのみそ汁」 (c)2015「はなちゃんのみそ汁」フィルムパートナーズ

「はなちゃんのみそ汁」 (c)2015「はなちゃんのみそ汁」フィルムパートナーズ[拡大]

本年度は、広末が主演を務める「はなちゃんのみそ汁」が出品され、ワールドプレミアを実施。満員の会場に登壇した広末は「観客の皆さまがたくさん笑ってくださり、安心しました。この作品を通して、千恵さんに感謝したいです。そして、安武信吾さん、はなちゃんに出会えたことが何よりの幸せです」と原作者とその家族に感謝の意を述べた。

乳がんのため33歳の若さでこの世を去った安武千恵氏が生前につづっていたブログを、「ペコロスの母に会いに行く」で脚本を手がけた阿久根知昭が実写映画化した同作。主人公の千恵を広末が演じ、ほか出演者には滝藤賢一、一青窈らが名を連ねる。

「はなちゃんのみそ汁」は12月19日より東京・テアトル新宿と福岡県内で先行公開がスタート。その後、2016年1月9日に全国で封切られる。

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