綾野剛、主演ドラマ「コウノドリ」で演じる天才ピアニスト姿が明らかに

10月16日よりTBS系でスタートする医療ドラマ「コウノドリ」で、綾野剛が扮する天才ピアニスト・BABYのビジュアルが明らかになった。

綾野演じる主人公・鴻鳥サクラは、愛情深い産婦人科医である一方、感情のすべてを演奏にぶつける謎のピアニスト・BABYとしての顔も持つ青年。このたび公開された劇中カットには、さわやかな白衣姿のサクラとは打って変わり、ウェーブのかかった長髪で妖しい雰囲気を放つ演奏中のBABYの姿が。

本作のピアノテーマ・ピアノ監修を担当するピアニストの清塚信也は、主演の綾野に対して「自分が作った曲を、こんなにも大事に大事に思ってくれる人が今までなかなかいなかった」と吐露。約1年にわたる清塚のピアノ指導を経て、綾野は「BABYのシーンは清塚さんと2人で作っている意識が強いです」と語り、師弟関係を超えた感情が芽生えたと明かした。清塚はサクラの幼なじみであるライブハウスマネージャー・滝賢太郎役としてドラマ出演もしている。

原作は、鈴ノ木ユウによるモーニングで連載中の産婦人科医療を描いたマンガ。“命が誕生する場所”で関わりあう者たちの人間模様が、「ハナミズキ」「ビリギャル」の土井裕泰、「木更津キャッツアイ・日本シリーズ」「大奥」の金子文紀らの演出で温かく描かれる。共演者に松岡茉優、吉田羊、坂口健太郎、星野源、大森南朋ら。冷静沈着な産婦人科医・サクラが感情をあらわにするBABYのシーンや、物語を盛り上げる音楽にも注目しよう。

綾野剛 コメント

清塚さんがいなかったらまったくここまで出来ていなかったですし、感謝はもちろん、尊敬が強いです。同い年なので、先生という立場でありながらも、友人としてもしっかりと教えていただいています。
BABYのことを同じように役作りをしてもらっているので、BABYのシーンは清塚さんと二人で作っている意識が強いです。彼無しではBABYはありえないですし、最後まで力を借りて、BABYを本当の意味でスペシャルな人物に二人でしていきたいと思います。

清塚信也 コメント

剛くんは本当に努力家なので、準備段階でやれることがわかっているので、本番に対しては、なんの不安もなく挑んでいるのかなと。それより、自分が作った曲をこんなにも大事に大事に思ってくれる人が今までなかなかいなかったので、良いシーンの後ということもあり、僕も感きわまっちゃたんですけど、涙こらえるのが…。サクラ及び綾野剛さんの愛というか、芝居だけでなく、心から赤ちゃんを笑顔で迎えるという温かい気持ちがドラマ全体に出ていると思っているので、それも見て欲しいなと思います。

コウノドリ

TBS系 2015年10月16日（金）スタート 毎週金曜 22:00～
※第1話は15分拡大
＜出演者＞
綾野剛 / 松岡茉優 / 吉田羊 / 坂口健太郎 / 平山祐介 / 清野菜名 / 豊本明長（東京03）/ 浅野和之 / 江口のりこ / 山口紗弥加 / 星野源 / 大森南朋ほか