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ビッグコミックで連載中のマンガ「S エス-最後の警官-」を実写化した本作は、警察庁特殊急襲捜査班“NPS”の活躍に迫るアクションドラマ。元プロボクサーで熱い心を持つ主人公・神御蔵一號を向井が、冷静沈着な天才スナイパー蘇我伊織を綾野が演じている。公開初日を迎え、向井は「率直に言うとホッとしてます。やっとここまで来たんだなという思いが8割9割、あとは寂しい思いです」と胸中を明かし、綾野も「感謝の極みです」と続けた。
2014年には同じキャストで連続ドラマ化された本作。向井は自身の演じた猪突猛進な一號について「ドラマのときは、こいつ本当にアホだなあと思ってました」と笑うが、「その分、映画では成長した一號を演じてあげたい、いろいろ回収してあげたいと思いながら演じました」とキャラクターと真摯に向き合ってきた思いを語る。そんな一號とバディでありライバルでもある伊織との関係性に注目が集まる「S -最後の警官-」シリーズ。ここからトークは、向井と綾野が互いの魅力を語るコーナーへ。
会場のファンが待ってましたと言わんばかりに歓声を上げると、向井は「そういう要素ないですから!」と大慌て。同い年でもある向井と綾野に司会者が「2人はプライベートでも仲がいいんですよね?」と尋ねると、2人は照れ笑いを浮かべて黙り込んだ。しかし大森が「けっこう2人、仲いいですよ」とさらりと切り込み、新垣は「よく触り合ってましたよね?」と暴露。綾野は困ったように笑いながらも認め、「僕がクールな役だから、(向井が)牙城を崩したいと思ってるんですよ。本番中、僕のお尻とかこうやって……」と触る仕草を再現する。「やったかなあ?」ととぼける向井に「そのときは対応しきれなかった」と綾野が返し、ファンは2人のやり取りを温かく見守った。
最後は2人から観客へ向けてメッセージが。綾野は「皆さまに来ていただくことでこの作品はスタートします。共演者となって観ていただけたら幸いです」と心を込めて語ると同時に、向井の現場での振る舞いや、“S愛”に感謝の気持ちを伝える。向井は綾野と固い握手を交わし、「みんなが同じ方向に向かって走ってこれた。このチームワークのよさをまたどこかで発揮できたらいいなと思います」と力強く述べ、作品が長く続くことを共演者ともども願った。
「S-最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE」は、全国東宝系にて上映中。
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