山形国際ドキュメンタリー映画祭メインプログラム決定、ペドロ・コスタの新作も

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世界各国のドキュメンタリー映画を広く紹介する山形国際ドキュメンタリー映画祭2015が、10月8日から15日まで山形・山形市中央公民館ほか周辺会場にて開催される。このたび、メインプログラムの上映作品が発表された。

「アワ・ラスト・タンゴ(原題)」

「アワ・ラスト・タンゴ(原題)」

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「ホース・マネー」

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これは山形を拠点に活動したドキュメンタリー監督・小川紳介が発案し、1989年から隔年で実施されている映画祭。世界各国の最新ドキュメンタリー映画を上映するインターナショナルコンペティション部門、アジアの気鋭作家を紹介するアジア千波万波部門のほか、「ラテンアメリカ 社会変革とドキュメンタリー(仮)」、「アラブをみるーほどけゆく世界を生きるために」などバラエティに富んだプログラムが実施される。

「鉱(あらがね)」

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インターナショナルコンペティション部門では、1196本の応募作品の中から厳選した15本を上映。「コロッサル・ユース」に続き、ポルトガル・リスボンのスラム街を舞台にしたペドロ・コスタの監督最新作「ホース・マネー」、アルゼンチン・タンゴの魅力を世界に知らしめたダンスペアに迫る「アワ・ラスト・タンゴ(原題)」などがそろう。

「船が帰り着く時」

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一方、59の国と地域から678本の作品が集まったアジア千波万波部門では、タル・ベーラに師事した小田香の監督作「鉱(あらがね)」、政府から1カ月間の漁停止が通達されたとある漁村を捉えた「船が帰り着く時」など計20本を上映する。

前売り券、フリーパスはチケットぴあにて販売中。そのほかのプログラムの上映作品、関連イベントは随時公式サイトにて発表される。

山形国際ドキュメンタリー映画祭2015

2015年10月8日(木)~15日(木)山形県 山形市中央公民館ほか
料金:前売り券 1100円 / 当日券 1300円 / 前売り3回券 2700円 / 3回券 3200円 / 前売り10回券 6500円 / 10回券 9000円 / 前売りフリーパス 1万1000円 / フリーパス 1万3000円
※高校生以下無料

インターナショナル・コンペティション部門上映作品

「ホース・マネー」
「アワ・ラスト・タンゴ(原題)」
「いつもそこにあるもの」
「ドリームキャッチャー」
「6月の取引」
「河北台北」
「祖国─イラク零年」
「ずっとここにいる」
「パラグアイ、記憶の断片」
真珠のボタン
「銀の水ーシリア・セルフポートレート」
「トトと二人の姉」
「女たち、彼女たち」
「戦場ぬ止み」
「青年★趙」
※邦題は変更の可能性あり

アジア千波万波部門上映作品

「鉱(あらがね)」
「船が帰り着く時」
「太陽の子」
「銅山の村」
「ディスタンス」
「ラダック それぞれの物語」
「太った牛の愚かな歩み」
きらめく拍手の音
「離開(りかい)」
「わたしはまだデリーを見ていない」
「見つめる」
「テラキスの帰郷」
「私の非情な家」
「虐げられる者たちよ」
「ミーナーについてのお話」
「七度目の祈り」
「蛇皮」
「たむろする男たち」
「革命まで」
「太陽花(ひまわり)占拠」
※邦題は変更の可能性あり

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読者の反応

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ドスコイ🐟🐟🐟 @dospedian

今年の山形国際ドキュメンタリー映画祭しゅごいペドロ・コスタの新作きとる……去年はフリーパス買わなかったんだけど今年は買っちゃおうかな……森達也のディスカッションもあるとかほわあああああ
http://t.co/K0L0J329zB

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