チリの名匠
「光のノスタルジア」は、天文観測の拠点として世界的に知られる一方、独裁政権下で政治犯として捕われた人々の遺体が埋まる地、チリのアタカマ砂漠を舞台にした記録映画。山形国際ドキュメンタリー映画祭2011で最優秀賞にあたる山形市長賞に輝いており、銀河を探索する天文学者たちの姿と、肉親の遺骨を捜し砂漠を掘り返す女性たちの様子を、壮大な宇宙の映像と共に描き出す。
「真珠のボタン」は、2015年のベルリン国際映画祭にて銀熊賞を獲得した作品。チリ・西パタゴニアの海底で発見されたボタンを軸に、祖国を奪われたパタゴニアの先住民や、政治犯として殺された人々が辿った歴史をひも解いていく。
このたび公式サイトおよびYouTubeにて予告編が公開。チリの雄大な大自然と、その地に根付く人々の姿が切り取られている。
なお「真珠のボタン」は、10月8日から15日まで行われる山形国際ドキュメンタリー映画祭2015のインターナショナルコンペティション部門にも出品される。
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リンク
- 「光のノスタルジア」「真珠のボタン」公式サイト
- 「光のノスタルジア」「真珠のボタン」予告編
- 山形国際ドキュメンタリー映画祭 公式サイト
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ラウタ郎 @lautarogodoy
ベルリン映画祭銀熊賞を受賞、チリの名匠が手がけた連作ドキュメンタリー公開 - 映画ナタリー http://t.co/fHCVBq7RR1