ロベール・ブレッソンと女性監督3人の特集上映でフランス映画に浸る週末を

ヨーロッパ映画を中心に扱う配給会社マーメイドフィルムによる新しい映画配信サイトBeautiesが、7月末に開設される。そのオープンに合わせ、映画上映会「WEEKEND CINEMA」が2回にわたり開催されることが決定した。

7月17日から19日に開催されるVol.1では「フレンチ・フィーメイル・ニューウェーブ」と題してフランス人女性監督の作品を特集。「EDEN／エデン」のミア・ハンセン＝ラブが手がけた「グッバイ・ファーストラブ」、女優ジュリー・デルピーの監督作「スカイラブ」、エリーズ・ジラールの自身初となる長編映画「ベルヴィル・トーキョー」の3本を上映する。

そして8月21日から23日に開催されるVol.2「ロベール・ブレッソンの芸術」では、フランスの巨匠ブレッソンの代表作がスクリーンにかけられる。ラインナップはスリで生計を立てる大学生の男と彼を慕う女の物語「スリ」、ドストエフスキーの短編を原作に1組の夫婦の悲劇を描く「やさしい女」、トルストイの中編小説を翻案し、偶然手にした偽札をきっかけに転落していく青年の人生を映し出すブレッソンの遺作「ラルジャン」の3本。

どちらの上映会でも、ミュージシャン・文筆家の猫沢エミや、五所純子らのトークショーを開催。イベントの追加スケジュールやBeautiesの詳細は順次発表されるので、気になる人は公式サイトをチェックしよう。