幻の名作、ロベール・ブレッソン監督「やさしい女」が約30年ぶりに日本公開

4

112

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 19 25
  • 77 シェア

「スリ」「ラルジャン」のロベール・ブレッソンが監督を務めた「やさしい女」のデジタルリマスター版が、4月4日より公開される。

見つめ合う夫婦を柵越しに捉えた「やさしい女」のワンシーン。

見つめ合う夫婦を柵越しに捉えた「やさしい女」のワンシーン。

大きなサイズで見る(全6件)

ポスターに使用されている「やさしい女」の印象的なワンシーン。

ポスターに使用されている「やさしい女」の印象的なワンシーン。[拡大]

「やさしい女」はブレッソン監督初のカラー作品で、1986年の日本公開以降ほとんど上映されず、ソフト化もされていない貴重な作品。ロシアの文豪フョードル・ドストエフスキーの同名小説を原作に、1組の夫婦に起こる感情の変化と微妙なすれ違いが丹念に描かれる。

「やさしい女」のワンシーン。

「やさしい女」のワンシーン。[拡大]

演技未経験者を積極的にキャスティングするブレッソン監督は、同作でもファッション誌VOGUEのモデルだったドミニク・サンダを主演に抜擢。サンダは、年上の夫を翻弄しながらも苦悩する女性を見事に演じ、その後女優としてのキャリアを重ねていった。

また4月4日より上映を開始する東京・新宿武蔵野館ではトークイベントを開催。公開初日は映画批評家の廣瀬純、4月8日は小説家でエッセイストの山内マリコの登壇が予定されている。

「やさしい女」のデジタルリマスター版は新宿武蔵野館での上映後、全国で順次公開。

この記事の画像・動画(全6件)

読者の反応

  • 4

シアターキノ @theaterkino

7/18(土)公開【やさしい女】
幻の名作、ロベール・ブレッソン監督「やさしい女」が約30年ぶりに日本公開。1組の夫婦に起こる感情の変化と微妙なすれ違いが丹念に描かれる。http://t.co/8fcGQhUjsB

コメントを読む(4件)

関連商品

リンク

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 やさしい女(デジタル・リマスター版) / ロベール・ブレッソン / ドミニク・サンダ の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。