本日6月13日、東京・TOHOシネマズ 日劇にて「
「海街diary」は、吉田秋生の同名コミックを「そして父になる」の是枝が実写映画化したヒューマンドラマ。父親の死をきっかけに共に暮らすようになった3人の姉と腹違いの妹が、複雑な思いを胸に抱えつつ本当の家族になっていくさまを描く。4姉妹の長女を綾瀬、次女を長澤、三女を夏帆、異母妹である四女を広瀬が演じている。
綾瀬は自身の役である長女の幸を「お姉ちゃんとして厳しくみんなを律する存在」と説明し、司会から「日頃もそんな感じ?」と聞かれると「もちろんです」と答え、来場者から笑いが。次女の佳乃を演じた長澤は、広瀬が扮する四女のすずの足にペディキュアを塗るシーンについて「待ち時間にスタッフに塗ってあげていたら、監督が『いいね』と言って、そのまま新しいシーンとして採用されたんです」と舞台裏を語る。三女の千佳を演じた夏帆は、好きなシーンを聞かれると「シーンが変わって場所や人物が変わっても、作品全体の空気感が途切れないんです。1つだけを挙げるっていうのは難しいですね」と述懐。広瀬は大竹しのぶ演じる4姉妹の母と、樹木希林演じる大叔母が顔を合わせるシーンが印象的だったと話し、「オーラのようなものがあって、圧倒されました」と回想した。
映画についての質問が終わると、イベントは是枝の即興演出を彷彿とさせるサプライズコーナーへ。ところが仕掛け人の1人である綾瀬が段取りを把握しておらず、司会と共に台本を見直す場面に会場中が爆笑。なんとか仕切り直し、本作の公開月である6月が、長澤、夏帆、広瀬、是枝の4人が誕生日を迎える月であることを受けて、綾瀬自ら作ったバースデーケーキが登場。ケーキを運んできたのは劇中で千佳の恋人の浜田役を務めた
自身が作ったケーキを口にした綾瀬は、感想を問われると「さっき歯磨きしたんで、歯磨き粉と混ざった感じ」と答え、再び会場に爆笑を巻き起こす。「厳しくみんなを律する存在」とはかけ離れた天然ぶりを発揮していた綾瀬だが、最後には「ご飯を作って食べるとか、そういう当たり前の日々を過ごすことが『生きる』ってことなんだなと改めて実感させられる作品です。皆さんも疲れたときにはまた劇場に足を運んで、『海街』の人たちに会いに来てください」と、4姉妹の代表らしくイベントを締めた。
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